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サビノ・アラナ(1865年 – 1903年)は、ビスカヤ県アバンド出身の民族主義者著作家バスク民族主義党(PNV)の設立者であり、「バスク民族主義の父」(バスク・ナショナリズムの父)と呼ばれる。敬虔なカトリックのブルジョワ家庭に生まれ、バルセロナ大学在学中にカタルーニャ独立運動に共感し、ビスカヤに戻るとバスク地方の独立を主張した。1895年にはバスク民族主義党(PNV)を設立し、イクリニャ(バスクの旗)をデザインし、バスク地方を意味する「エウスカディ」などの新語を作った。アラナの思想がバスク民族主義運動に火を付けたと考えられており、死後にはバスク民族主義運動が花開いた。……