バスク語は、バスク地方を中心に分布する孤立した言語で、おもにバスク人によって話されている。スペインバスク自治州全域とナバーラ州の一部ではスペイン語とともに公用語とされている。2012年時点で720,000人の母語話者がいるとされる。文章は一般的にラテン文字で表記される。音韻論的な特徴としては舌端音舌尖音の区別があり、文法的な特徴としては能格絶対格を使用するの体系であることが挙げられる。語彙にはラテン語・スペイン語起源のものが多く見られる。……