横浜みなとみらい21

横浜みなとみらい21(よこはまみなとみらい21、Minato Mirai 21)とは、神奈川県横浜市西区中区にまたがり、横浜港に面している地域である。略称は、「みなとみらい21」、「みなとみらい」、「MM21」など。都市景観100選受賞地区。

さらに細かい区分として、横浜ランドマークタワー日産自動車グローバル本社などがありオフィスビル開発を推進する「中央地区」と横浜赤レンガ倉庫よこはまコスモワールドなどがある「新港地区」、そごう横浜店横浜スカイビルがある68街区の「横浜駅東口地区」(出島地区)に分けられる。当地区全体の面積は約1.86 km²(約186 ha)、そのうち埋め立て部は約0.76 km²(約76 ha)である。

みなとみらい中央地区の広範囲における町名、住所表記としてもみなとみらいが使用されている。また、2009年4月に設立された一般社団法人横浜みなとみらい21は、同地域における土地や建物の所有者、施設の管理・運営者などによって構成され、街づくりの企画・調整、プロモーション活動などを行っている。前身は横浜市、神奈川県、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、旧:都市基盤整備公団)、地権者、地元経済界の出資により作られた第三セクターの株式会社横浜みなとみらい21(同年3月解散)である。

当地区全域は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである横浜都心に指定されている。また、2014年度に策定された「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」では「みなとみらい21地区」として、都心臨海部五地区のうちの一つに指定されている。この他、みなとみらい中央地区は「横浜都心・臨海地域」として、都市再生特別措置法による特定都市再生緊急整備地域に指定されている。