Pyspread
Pyspread（パイスプレッド）は、非伝統的な表計算ソフトである。Pyspread中のセルのグリッドは、Pythonでの表現を許す[1]。セルは、Pythonのオブジェクトを返し、これは、ベクトル、行列、分数、任意精度演算そしてシンボルを用いた計算ができる。それゆえ、PyspreadはSiag OfficeのSIAG表計算ソフトに似たアプローチに従う[2]。
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| 作者 | Martin Manns |
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| 最新版 |
1.1.3
/ 2019年2月8日 |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | Python |
| 対応OS | Unix系, Windows |
| プラットフォーム | wxPython |
| サイズ | 4MB |
| 種別 | 表計算ソフト |
| ライセンス | GNU General Public License |
| 公式サイト |
manns |
テキストの他に、Pyspreadは、ビットマップやベクターイメージをセル中に表示できる。これはmatplotlibチャートを作るためのグラフィカルなフロントエンドを提供する[3]。Pyspreadは、CSVファイルとMicrosoft Excelのxlsファイルからのデータの読み込みと書き出しができる。表計算シートは、Portable Document Formatやスカラブル・ベクター・グラフィックス形式でも書き出しできる。
Pyspreadは、そのGNU Privacy Guardベースのセキュリティアプローチ[4]や、ローカルのファイルとセルコードからのウェブへのアクセスの能力で言及されることがある[5]。
Pyspreadは、LinuxとMicrosoft Windowsで実行できる。また、Linuxディストリビューション向けのパッケージも用意されており、Arch Linux[6]、Debian[7]、Mageia[8]、Slackware[9]、Ubuntu[10]などで利用できる。Pyspreadは、Martin Mannsによって開発とメンテナンスが行われ、GNU GPLでライセンスされている。
関連項目 編集
脚注 編集
出典 編集
- ^ Nestor, Marius (2014年12月29日). “Pyspread 0.4 for Linux”. 2015年3月27日閲覧。
- ^ Hofmann, Frank (April 2016), “Durchgeschlängelt - Pyspread: Tabellenkalkulation mit Python-Anbindung” (German), LinuxUser: 54–57, ISSN 1615-4444
- ^ Manns, Martin (2013), “Diagramme in Linux – Vier Tabellenkalkulationen im Vergleich” (German), freiesMagazin, ISSN 1867-7991, オリジナルの1 July 2014時点におけるアーカイブ。
- ^ Bohle, Andreas (March 2015), “Tabellenwunder” (German), LinuxUser: 6, ISSN 1615-4444
- ^ Cook, Forrest (2009年12月2日). “Pyspread - a Python-based Spreadsheet application”. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月19日閲覧。
- ^ “AUR (en) - pyspread” (2014年7月28日). 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Debian -- Details of package pyspread in sid” (2015年3月11日). 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Mageia App Db - pyspread” (2015年11月8日). 2016年1月12日閲覧。
- ^ “Slackbuilds.org - pyspread”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Ubuntu -- Details of package pyspread in vivid” (2014年9月6日). 2015年3月31日閲覧。