Quick, Draw!
『Quick, Draw!』(クイック ドロー)は、Googleが開発したオンラインゲームである。プレイヤーは何らかの物や形を描くよう要求され、その絵が何を表しているかをニューラルネットワークによる人工知能が予想する[2][3][4]。人工知能は新たな絵を認識するたびに追加学習し、以後さらに正しく予想する能力を向上させる[3]。コンセプトはPictionaryに似ている。ただし描ける時間制限は20秒である[2]。描くテーマは「足」の様なシンプルなものから、「動物の移動」のような難しいものまである[4]。このゲームはGoogleの人工知能プロジェクトA.I. Experimentsの一環として制作されたゲーム集の中の一つである。
ジャンル | 推測ゲーム |
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対応機種 | ブラウザ |
発売元 | Google A.I. Experiments |
デザイナー | Jonas Jongejan, Henry Rowley, Takashi Kawashima, Jongmin Kim, Ruben Thomson, Nick Fox-Gieg[1] |
発売日 | 2016年11月 |
ゲームプレイ
編集まずプレイヤーは何を描くか指定される。(例えば「次の絵を描いてください:イス」など。)そして絵を描ける時間が20秒与えられる。描かれた絵を元に、描かれようとしているものが何かを人工知能が予想する。その絵が指定されたものであると適切に認識されれば「わかりました。イスです!」といったメッセージが現れ、プレイヤーは次のラウンドに進める。AIが認識できなかった場合は「すいません、何の絵かわかりませんでした。」というメッセージが表示される。Quick, Draw!は六ラウンドで構成されており、最後にプレイヤーがうまく描けなかったものについて、他のプレイヤーがどのように描いたかを確認することができる。
脚注
編集- ^ “quick-draw”. 28 November 2016閲覧。
- ^ a b Burgess, Matt. “You can now play a Pictionary-style game called Quick Draw against Google's AI”. Wired.co.uk. 16 November 2016閲覧。
- ^ a b Lu, Wendy. “How Does Google "Quick, Draw!" Work? This Game Makes Learning About Artificial Intelligence Fun”. 24 November 2016閲覧。
- ^ a b Capewell, Jillian. “Let A Computer Guess What You’re Drawing In This High-Tech Pictionary Game”. Huffington Post. 21 November 2016閲覧。