Redox (オペレーティングシステム)
Rustで書かれたUnix系マイクロカーネルオペレーティングシステム
RedoxはRustで書かれたUnix系マイクロカーネルオペレーティングシステムである。ライセンスはMIT License[3][4]。Redoxは既に実ハードウェア上で動作している[5]。
Orbital (GUI) を起動しているRedox | |
開発者 | Jeremy Soller and Redox Developers[1] |
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プログラミング言語 | Rust、アセンブリ言語 |
OSの系統 | Unix系 |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | オープンソース |
初版 | 2015年4月20日 |
最新開発版 | 0.8.0[2] / 2022年11月24日 |
リポジトリ | |
対象市場 | デスクトップ、ワークステーション、サーバ、組み込みシステム |
使用できる言語 | 英語 |
パッケージ管理 | pkgutils |
プラットフォーム | x86-64 |
カーネル種別 | マイクロカーネル |
ユーザランド | カスタム |
既定のUI | CUI, GUI |
ライセンス | MIT |
ウェブサイト |
www |
RedoxはJeremy Sollerにより開発が開始され、2015年4月20日にGitHubに最初のコミットがなされた[6]。現在に至るまで40人以上の貢献者によって活発に開発が進められている[7]。
OSコンポーネント(エコシステム)
編集RedoxはプロジェクトがRustで記述した以下のようなソフトウェアからなるエコシステムから成っている。
- Redoxカーネル
- Ionシェル
- Sodium(テキストエディタ、Vimライク)
- TFS(ファイルシステム、ZFSライク)
- Orbital(ウィンドウシステム、描画プログラム、ウィジェット・ツールキット)
- ralloc: メモリアロケータ
- magnet: パッケージ管理システム
コマンドラインアプリケーション
編集Redoxは、以下のCUIプログラムをサポートする。
参考文献
編集- ^ “Redox Contributors”. GitHub. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “Redox OS 0.8.0”. 2022年11月24日閲覧。
- ^ “Redox Website”. 2017年1月12日閲覧。
- ^ Yegulalp, Serdar. “Rust's Redox OS could show Linux a few new tricks”. InfoWorld
- ^ “Redox Screenshots”. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “Redoxのファーストコミット”. GitHub. 2017年1月12日閲覧。
- ^ “Redox Repository”. GitHub. 2016年3月26日閲覧。