SYSTEM12(システムトゥエルブ)は、ナムコが開発したPlayStation互換のアーケードゲーム基板

概要 編集

SYSTEM11の基本的なシステム構成(CPU「R3000A」、GPU、メモリー)をベースにしたPlayStation上位互換基板。CPUの動作周波数を1.5倍に高速化したのを中心に、拡張命令を追加。メモリーの容量をさらに増量している[1]

初採用は1997年3月稼動開始の『鉄拳3』である[1]

仕様 編集

  • CPU:R3000A 48MHz(SYSTEM11 / PlayStationは33.8688MHz)
  • メインメモリ:2MB
  • ビデオメモリ:2MB(PlayStationは1MB)
  • サウンドメモリ:512kB

発売されたタイトル 編集

特記がないものは全て「開発・発売元:ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)」。

◎は、専用筐体と専用デバイスが必要になるタイトル。

脚注 編集

  1. ^ a b c 『鉄拳3』ハード&ソフト開発スタッフインタビュー”. ノワーズ. ナムコ. 2016年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月9日閲覧。
  2. ^ 『ミスタードリラー2』以降はSYSTEM10基板である。

関連項目 編集

外部リンク 編集