Silent Film Soundtrack」(サイレントフィルムサウンドトラック)は、日本のバンドストレイテナーのインディース時代に発売されたシングルである。2003年4月16日発売。発売元はghost records。

Silent Film Soundtrack
ストレイテナーシングル
リリース
規格 シングル
ジャンル ロック
レーベル ghost records
チャート最高順位
ストレイテナー シングル 年表
SILVER RECORD
(2002年)
Silent Film Soundtrack
(2003年)
TRAVELING GARGOYLE
(2003年)
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概要 編集

  • 自主レーベルからリリースした2枚目となるシングル。この次にリリースされるシングル『TRAVELING GARGOYLE』は東芝EMIからの発売となった為、本作品はインディース時代にリリースされた最後のシングルとなった。本作品のレコーディングは同年1月の終わり頃に行われている[1]
  • 収録曲を全て押し出したいという意向により、収録された楽曲を総合的に鑑みて「Silent Film Soundtrack」というタイトルが付けられた[1]
  • 本作のジャケットを手がけたナカヤマシンペイによれば、楽曲の歌詞のイメージがジャケットにより出たことを明かしている[1][注釈 1]

収録曲 編集

  • 全作詞/作曲:ホリエアツシ
  1. COLD SLEEP(3:48)
    収録曲の中では唯一4人編成での再レコーディングが行われており、再録版は2009年のシングル『Lightning』に収録されている[2]
  2. KAISER LEE(3:25)
    ホリエによれば「ブリティッシュ・ロックを感じるテイストを出した曲」と評している[1]
  3. THE SWORD(3:08)
    曲名の通り、剣にまつわる物語を歌詞で表現している[1]
  4. NEVERLAND(4:52)
    メロコア調の楽曲。「もともとメロコアが好き」とホリエが語っており、このシングルでは本楽曲のみ全英語詞で綴られている[1]。4人編成での再収録は行われていないが、2011年に行われた『LONGWAY TO NOWHERE TOUR[注釈 2]新木場スタジオコースト公演ではセットリストに組み込まれ、4人編成での演奏が行われたことがある[3][4]

エピソード 編集

  • 発売から15年後の2018年に10枚目となるフルアルバムのタイトルが『Future Soundtrack』であり、奇しくもタイトルにサウンドトラックという単語を含む点が共通している[注釈 3]が、アルバム発売当時のインタビューでは『Silent Film Soundtrack』との関連性は無いと発言し、本シングルについては「ミニアルバムのような作品で、一本の映画のようなイメージ」と回顧している[5]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 収録曲の歌詞が本作のジャケットに影響を与えたことはホリエも感じており、「2曲目、3曲目に生きてという感じが込められていて、それがジャケットに出ている」と発言している。(2021年3月27日閲覧
  2. ^ 同年7月にリリースされた7thアルバム『STRAIGHTENER』のリリースを記念したツアー。
  3. ^ また、該当のアルバムには久しくメロコアを彷彿とさせる楽曲(「Last Stargazer」)が収録されている。

出典 編集