GL09P (じーえるぜろきゅうぴー) は、ZTEジャパンによって開発された、ワイモバイル(旧イー・アクセス)による第3.9世代移動通信システムAXGP通信サービス(Wireless City PlanningからのMVNOによる提供)・EMOBILE 4Gに対応したモバイルWi-Fiルーター端末である。また、EMOBILE LTEEMOBILE G4にも対応するほか、MVNOにより、ソフトバンクモバイルULTRA SPEED網にも対応する。

GL09P
キャリア イー・モバイル
製造 ZTEジャパン
発売年 2013年8月9日
概要
通信方式 3.9G:EMOBILE 4GEMOBILE LTE(LTE)を含む、AXGP/LTE)
3.5G:EMOBILE G4 (HSPA+), DC-HSDPA
3G:EMモバイルブロードバンド (W-CDMA)
WiFi IEEE 802.11b/g/n
通信速度 下り/上り (AXGP):110Mbps/10Mbps
下り/上り (LTE):75Mbps/25Mbps
下り/上り (EMOBILE G4):21Mbps/5.7Mbps
下り/上り (DC-HSDPA):42Mbps/5.7Mbps
下り/上り(EMモバイルブロードバンド):14Kbps/5.7Kbps
形状 モバイルWiFiモデムルーター型
サイズ 67.7 × 110.2 × 18.7 mm
質量 (取外不可能な電池分を含め)約168 g
連続通信時間 約14時間/約14時間 (3G/LTE)
連続待受時間 約900時間(無線LANオフ時)
日本語入力 なし
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
メインディスプレイ
方式 液晶
サイズ 1.4インチ
表示色数 1色
無線LAN
規格 IEEE802.11g / IEEE802.11b / IEEE802.11n
データ転送速度(規格値) 最大150Mbps
周波数範囲 1~13ch(2,412~2,472MHz)
設定 WPSに対応
セキュリティ WPA2-PSK (AES/TKIP), WPA-PSK (AES/TKIP), WPA/WPA2 mixed PSK, WEP (128/64bit)
同時接続可能台数 14
メインカメラ
サブカメラ
カラーバリエーション
 
BLACK
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

Y!mobile」にブランド変更後も、本端末は従来のイー・モバイルブランドのままで販売されている(ただし、契約可能なプランは、イー・アクセスのプランは契約できず、Y!mobileブランドで新設されたものとなり、なおかつ沖縄県のユーザはウィルコム沖縄との契約になる)。

概要 編集

上述のように、イー・アクセスが発売する端末としては、初めてMVNO回線によるネットワークとのトライモードとなっている。

電池パック交換は、ユーザが行うことができず、有償の預かり修理にて対応する(GL01PGL04PGL07Sなども不可)。

なお、本端末にはSIMロックがかけられている。このため、本来はW-CDMAの周波数帯が、本端末においてはBands 1/5/9/11に対応しているが、国内ではBands 9/11、ローミング時にはBands 1/5がそれぞれ機能する形となっている[1]

本端末発売と同時に、ソフトバンクモバイルからは、当端末をリモデルしたSoftBank 203Zが発売されている。

無線LANの機能はLAN側で「EMOBILE-GL09P-****」というSSIDが発信され、11n規格の無線LANに対応する。一方、WAN側では携帯回線と自宅や会社などでも使用できるようにWi-Fi機能も備えている。

歴史 編集

アップデート履歴 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ LTEは、Bands 3のみ対応。
  2. ^ Pocket WiFi (GL09P)をご利用のお客さまへ ~ ソフトウェア更新のお知らせ ~

外部リンク 編集