StartForce(スタートフォース)は、フュージョン・ネットワークサービスと、StartForce,Inc(アメリカ合衆国カリフォルニア州)との間で開発されていたウェブブラウザ上で動作するデスクトップ環境システムである。
ユーザ登録を行うだけでPersonal版は無料で利用できる。

スタートフォース株式会社
Startforce, Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷1-12-2 CROSS OFFICE 608号
設立 2007年12月14日
事業内容 Webデスクトップ製品の販売・保守・コンサルティングサービス
代表者 Young Song(代表取締役社長
資本金 1,000万円
外部リンク http://www.startforce.co.jp/
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コンセプトは、『いつでも、どこでも、誰でも、簡単便利「ウェブ上で動くデスクトップ」』。

2011年3月31日に日本国内でのサービスを終了した[1]

概要 編集

Ajaxの技術を駆使し、ウェブブラウザ上で動作するように設計されている。オペレーティングシステム (OS) を問わずにウェブブラウザとインターネット接続環境があれば、世界中どこにいても、同じデスクトップ環境が利用できる。

無料のPersonal版と有料のEnterprise版があり、ここでは主にPersonal版について記載する。

1アカウントあたり1GBのストレージ(ベータテスト中は200MB)と、30日(1ヵ月ではない)あたり4GBのデータ転送サービスが用意されている。
30日間に転送量が4GBを超えると、データのアップロードダウンロードができなくなるが、後述のスタートフォースメッセンジャーを利用したりすることは可能である。

また、アップロードしたファイルを他人と共有する機能もあり、StartForceアカウントを所持していないユーザとも共有可能である。

2006年5月11日ベータテストサービスが開始され、2008年8月29日に正式サービスが開始された。
ベータテスト中の設定やデータは正式サービスには引き継げなかった。(データは各自手動で移動した。)

StartForceに搭載されている主なソフト(無料のPersonal版について記載) 編集

利用できなくなったソフトウェア(無料のPersonal版について記載) 編集

  • メディアプレイヤー
    スタートフォースデフォルトメディアプレイヤーだった。
    対応形式はWindows Media Playerブラウザプラグインがサポートしている形式の再生が可能であった。
    上記ブラウザプラグインを利用するためWindows以外のOSでは利用できなかった。
    後継として上述のオーディオプレイヤーが追加されたが、MP3しか再生できなくなってしまった。
  • スタートフォースライター
    ワードプロセッサソフト
    対応形式はWord(.doc)、リッチテキストファイル(.rtf)、OpenDocument文書(.odt)、テキスト(.txt)、HTML(.html)であった。
    後継として上述のStartForce Writerが追加されたが、OpenOffice形式には非対応になってしまった。
  • EditGrid
    表計算ソフト
    対応形式はExcel(.xls)、OpenOfficeDocument(.sxc)であった。
    後継として上述のStartForce Spreadsheetsが追加されたが、OpenOffice形式には非対応になってしまった。
  • 計算機(電卓
    簡単な四則演算ができた。
  • リバーシ
    リバーシのゲームがプレイできた。
  • チェス
    チェスのゲームがプレイできた。
  • ニュースリーダー
    RSSなどの自動配信を受信する機能が利用できた。

利用できるウェブブラウザについて 編集

Internet ExplorerFirefoxSafariでは動作するが、Operaでは動作しない(2009年10月現在)。

脚注 編集

外部リンク 編集