TOKK(とっく)は、阪急阪神東宝グループが配布する阪急電鉄の沿線情報紙である。

概要 編集

タブロイド判。1972年4月創刊。誌名の由来は阪急電鉄沿線都市の宝塚(Takarazuka)・大阪(Osaka)・神戸(Kobe)・京都(Kyoto)の頭文字をつなげたもの。2021年より月1回(前月25日発行)の発行となった[1]

かつてはTOKKとは別に「Linea(リネア)」という阪急電鉄のニュースを主体とした広報誌を発行していたが、1990年代後半に統一され、TOKK毎月1日号の最終ページひとつ前のページに「Linea」が設けられた。現在はこのLineaのページに阪急電鉄のニュースが集約されている。また、ダイヤ改正が行われた場合は、該当路線の全駅の時刻表を掲載した特集号が発行される。

なお、阪神電鉄では沿線情報紙として「ホッと!HANSHIN」を発行している(こちらは毎月25日の発行)。

歴史 編集

  • 1972年4月 2種類あった旧情報誌「阪急沿線」と「HOT」を統合し創刊。当初の誌名は「阪急TOKKライフ」、判型はB5。
  • 1996年7月 タブロイド判となる[2]
  • 1997年7月 月2回発行に変更[3]
  • 2009年6月 TOKKの公式ショッピングサイトである「TOKK MALL」を開設。
  • 2017年3月 TOKKの公式アプリ「TOKKアプリ」の配信開始[4]
  • 2018年4月 TOKKが新しいロゴと紙面デザインへリニューアル[5]
  • 2020年2月 TOKKのWebメディア「TOKK」を配信開始。

配布場所 編集

脚注 編集

  1. ^ それまでは毎月1日号(前月25日発行)と15日号(当月10日発行)の月2回発行であった。
  2. ^ 変更直前はA5判であった
  3. ^ この頃、阪急ニュースLineaを統合する。
  4. ^ 鉄道の運行や沿線情報をお手元のスマートフォンにお届け阪急電鉄公式アプリ『TOKKアプリ』 の配信を開始します”. PR TIMES. 2020年10月6日閲覧。
  5. ^ 阪急沿線情報紙 「TOKK(トック)」をスマホ時代にふさわしいデザインに22年ぶりに全面リニューアルします”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年6月10日閲覧。

外部リンク 編集