TRD RALLY CUP(ラリーカップ)は、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントが主催する中級者向けのラリーシリーズ。略称はTRDC。

概要 編集

2018年にプレシーズン2戦が開催され、2019年より正式にシリーズが開始された。参加車両はCUP-1のヴィッツ(NCP91/131)と、CUP-2の86/BRZ(ZN6/ZC6)のみ。改造範囲も制限が掛けられており、車両コストの低減と選手の参加のしやすさを狙ったラリーシリーズとなっている。競技自体は、単独で開催はされず、各地域で開催されている地方ラリー(地区戦)に編入される形で実施される。

2020年現在、オーディオブランドであるJBLハーマンインターナショナル株式会社)によるパートナーシップを受け、「TRD RALLY CUP by JBL」の名称で開催されている。[1]

クラス区分 編集

CUP-1: ヴィッツ1,500cc限定(NCP91/NCP131)【車両規定:RJ/RPN/RF】

CUP-2: トヨタ86スバルBRZ(ZN6/ZC6)【車両規定:RJ/RPN/RF】

レギュレーション 編集

2019年シーズンまで、サスペンションに指定は無かったが、2020年シーズンからはTRD製の指定サスペンションによるワンメイク化が実施されている。また、クロスミッションの装着も認められていない(2020年シリーズ規則書)。

リザルト 編集

2019年(全5戦)

リンク 編集

TRD RALLY CUP (TRD Motorsports)

TRD RALLY CUP シリーズ規則書(2020年)

TRD RALLY CUP用サスペンション「CUP-SPEC DAMPER」(86/BRZ用)

TRD RALLY CUP用サスペンション「CUP-SPEC DAMPER」(ヴィッツ用)

出典 編集