Template‐ノート:Cite thesis
「未出版」の意味は?
編集本テンプレートは、「未出版」の学位論文に適用すること、となっていますが、「未出版」というのはどのような状態のものと解釈すべきなんでしょうか。現在では各大学のレボジトリに院生の修士論文や博士論文が収録され、誰でもアクセスして読めるようになっていますが、こういうものは「出版された」と見なすべきなのでしょうか。あるいは、昔のように論文を数十部印刷・製本して図書室に納めた段階で「出版された」と見なすべきでしょうか。
本テンプレート英語版の解説を見ると、このテンプレートが適用されるのは、「学位授与機構として認められている教育機関に提出され、承認された論文」、すなわち端的に言えば「その論文で学位を授与された論文」ということなので、一般的な意味で出版されたかどうかに関係無く、「修士・博士論文として提出され、その論文で学位を得た」論文であれば適用してよいと思うのですが。--Loasa(会話) 2014年12月29日 (月) 10:02 (UTC)
和書モードをCitation/core-ja-jpによる実装に
編集現在、本テンプレートの洋書モードは出典表記形式1に準拠していますが、和書モードは独自の実装で適切にメンテナンスされていません。そのため、「|ref=harv
のアンカーが|Surname1=
など大文字の引数にしか対応していない」「論文番号と専攻の間に編集者や翻訳者が入る」といった不具合が生じています。メンテナンスがより簡単に行われるよう{{Citation/core-ja-jp}}による実装に変更したいので、表示の順番について合意を形成したいです。
まず、現行の表示は下記のようになっています。
- 著者「章名」『論文名』(学位名論文)、学位授与番号(ファイルフォーマット)、巻数、編集者、その他の貢献者、翻訳者訳(専攻名)、出版社、〈シリーズ名〉、出版地、日付(原著日付)、版数、頁数頁(言語名)。識別子各種。閲覧日付閲覧。「引用文」
- 例: 天野川 著、中野隆 訳「第一章」、田中太郎 編『エストニア地域主義運動』(PDF)(博士(学術)論文・地域文化学専攻) 第1巻、甲第123号、山田花子(初版)、東京大学〈エストニアシリーズ〉、1998年(原著1997年)、12頁。doi:10.11501/3157023。「例示用の引用文」
- major引数から「専攻」を除去しました。--ネイ(会話) 2023年3月18日 (土) 03:12 (UTC)
このうち、学位名、学位授与番号、専攻名が本テンプレートでのみ使用される引数と認識しています。それ以外の引数は{{Citation}}の和書モードと統一する形にします。本テンプレートでのみ使用される引数に関しては、ウィキペディア外での書き方を参照しました。
- SIST02: 学位名をページ数の後、言語名の前に表示。学位授与番号、専攻名は記載しない。
- 福本研究室でのルール: 論文名の後、学位授与機関名、専攻名、学位名、「論文(未公刊)」と表示する。学位授与番号は記載しない。
- 中山研究室でのルール: 論文名の後、学位授与機関名、専攻名、学位名、「論文(未公刊)」と表示する。学位授与番号は記載しない。
ウィキペディア日本語版の出典テンプレートでは出典の種類を|type=
で指定することが多く({{Cite press release}}では「プレスリリース」、{{Cite tweet}}では「ツイート」など)、タイトルの後に丸括弧内で表示する形になっています。したがって本テンプレートでは学位名と専攻名を|type=
引数に含めたいと思います。上記の例では|major=
から「専攻」を除去したうえで表示が「『エストニア地域主義運動』(地域文化学博士(学術)論文)」になります。学位授与機関名は|publisher=
に含まれているので、表示順番をそのままにしています。学位授与番号(学位記番号もしくは報告番号)は上記で参照した書き方3件で記載されておらず、|naid=
などのように検索ページに飛べるわけでもないので、廃止してもいいのではないかと思います(どうしても記載したい場合でも|id=
がある)。
上記の変更で特に問題がなければ、1週間後ぐらいに編集します。--ネイ(会話) 2023年2月24日 (金) 01:21 (UTC)
- このほか、/docでコメントアウトされた説明を改めて追加したいと思います。「その論文で学位を授与された論文」以外(論文草稿、「その論文で学位を授与されなかった論文」など)は信頼できる情報源ではなく、出典として使用すべきでないといった注意書きです。--ネイ(会話) 2023年2月24日 (金) 01:30 (UTC)
- 合意成立とみなします。まずはnumber引数の置換からはじめます。--ネイ(会話) 2023年3月4日 (土) 00:00 (UTC)
- number引数の置換が完了したため、正式に廃止しました。--ネイ(会話) 2023年3月7日 (火) 07:47 (UTC)
- 済 和書モードをCitation/core-ja-jpによる実装に変更しました。--ネイ(会話) 2023年3月30日 (木) 00:50 (UTC)
- number引数の置換が完了したため、正式に廃止しました。--ネイ(会話) 2023年3月7日 (火) 07:47 (UTC)
- 合意成立とみなします。まずはnumber引数の置換からはじめます。--ネイ(会話) 2023年3月4日 (土) 00:00 (UTC)
ページ番号について
編集現時点では、このテンプレートにはページ番号のパラメータが存在せず、加えても表示されない仕様となっております(英語版は有り)。出典を調査するにあたり、ページ番号の非表示は不便なので、改善(パラメータ追加)できないでしょうか。--Viator Liber(会話) 2023年4月23日 (日) 01:04 (UTC)
現在はページ番号が表示される事を確認致しました。お詫びの上、訂正致します。--Viator Liber(会話) 2023年4月23日 (日) 08:07 (UTC)
引数|ref=harvは不正です。
編集{{cite thesis|last=Doe|first=John|year=2020|title=Foo|degree=PhD|ref=harv}}
のような指定をすると、「引数|ref=harvは不正です。」というエラーが表示されます。cite bookなどではエラーは出ません。また、「ref=harv」のかわりに「ref={{sfnref|Doe|2020}}
」のように明示的に指定すればエラーは表示されません。以前はこのエラーは出ていなかったと覚えています。--Pekanpe(会話) 2023年11月6日 (月) 15:12 (UTC)- モジュール更新に伴い、洋書モードの場合は何も指定しなくても
|ref=harv
と同様の効果が得られるようになりました。|ref=harv
を除去してください。--ネイ(会話) 2023年11月7日 (火) 04:50 (UTC)
- モジュール更新に伴い、洋書モードの場合は何も指定しなくても