UBASIC

MS-DOS上で動作するフリーウェア

UBASIC(ゆーべーしっく)は立教大学理学部教授木田祐司が開発したBASICインタプリタである。

MS-DOSWindows DOSプロンプト)上で動作するフリーウェアで、基本的には一般的なBASICと同様であるが、整数実数文字列に加えて、有理数複素数、1変数多項式を扱うことができる。2600桁程度の大きな整数演算ができ、素数判定素因数分解、多項式の因数分解などへの応用が可能である。サブルーチン中でローカル変数を使用できるので、40重までという制約はあるが、再帰呼出しも可能である。

DOS/V版と英語DOS版は2015年現在も下記のリンクからダウンロードできるが、PC-9801版やCGA互換機用の版などは既に入手困難となっている。

参考文献 編集

  • 木田祐司 『UBASIC86 多倍長計算用BASIC 第8.7版 ユーザーズマニュアル』 日本評論社、1994年、ISBN 4-535-60012-0

外部リンク 編集