Uniform Naming Convention
Uniform Naming Conventionは、Microsoft Windowsにおいて同一LAN内で共有化された他のコンピュータのファイル、ディレクトリへアクセスするための指定方法[1]。UNCと略される[1][2]。 ただし元々の語源は、Universal Naming Convention(汎用名前付け規則)の略であった。だが、Uniform Naming Convention(統一命名付け規則)の略だとされる場合もある。[3][4]
- \\コンピュータ名\共有名\フルパス
コンピュータ名の前に「\\」と記すことで、通常(自コンピュータ内)のパスと区別する[2]。
UNCによる指定はコマンドラインで引数として使用することができるが、ワーキングディレクトリ(カレントディレクトリ)に指定することはできない[2]。
ネットワークドライブとしてマウントし、ドライブ文字を割り当てた場合には、ワーキングディレクトリ(カレントディレクトリ)として使用できる[2][5]。
出典
編集- ^ a b c 橋本和則『小さな会社のLAN構築・運用ガイド Windows 8シリーズ/7/Vista 対応』翔泳社、2014年、196頁。ISBN 9784798137940。
- ^ a b c d e f 塩田紳二『Android開発者のためのコマンドライン超入門』インプレス、2014年。ISBN 9784844396093。
- ^ MS-DTYP: Windows Data Types - Data Types - Common Data Types - UNC
- ^ Insider's Computer Dictionary - UNC
- ^ a b 橋本和則、さくしまたかえ『Windows 10完全制覇パーフェクト』翔泳社、2015年、547頁。ISBN 9784798143927。