VLANホッピング とは、トランク機能を悪用して本来はアクセス出来ないVLANにアクセスするレイヤ2レベルの攻撃である[1]。これにより、VLAN上のネットワークリソースに不正にアクセス出来る。エクスプロイトの一つである。攻撃手法は「DTPによるVLANホッピング」と、「ダブルタグによるVLANホッピング」に大別される。

解説

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DTPによるVLANホッピング
一般ユーザに開放しているアクセスポートをDTPによって不正にトランクポートに変更させて、全てのVLANと通信可能にする攻撃。これを防ぐ手段として、DTP英語版の無効化がある。
ダブルタグによるVLANホッピング
VLANタグを2重に付けて、異なるVLANにアクセスする攻撃。これはネイティブVLANがタグを付けないことを悪用している。これを防ぐ手段として、以下のいずれかを設定するとよい。
①ネイティブVLANでもタグが付く設定にする - (config)#vlan dot1q native
②ネイティブVLANの変更 - (config-if)#switchport trunk native vlan <VLAN番号>
③スイッチ内のVLANにACL(VACLと呼ぶ)を適用する[2]

参考

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