W42SA(だぶりゅーよんにーえすえー)は、鳥取三洋電機(現・三洋テクノソリューションズ鳥取)が開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話の各auブランドで販売されたCDMA 1X WINの携帯電話である。

au W42SA
キャリア au
製造 鳥取三洋電機
発売日 2006年10月6日
概要
OS REX OS + KCP
CPU Qualcomm MSM6550
225MHz
音声通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xMC
(800MHz[1]/2GHz)
データ通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xEV-DO Rel.0
形状 折り畳み
サイズ 99 × 49 × 19.4 mm
質量 117 g
連続通話時間 約200分
連続待受時間 約240時間
充電時間 約120分
外部メモリ microSD
日本語入力 ATOK for au+APOT
FeliCa なし
赤外線通信機能 IrDA
Bluetooth なし
放送受信機能 FM放送対応
備考 SAR値:0.102W/kg
メインディスプレイ
方式 TFT液晶ディスプレイ
解像度 QVGA
(240×320ドット
サイズ 2.4インチ
表示色数 262,144色
サブディスプレイ
方式 STN液晶ディスプレイ
解像度 64×96ドット
サイズ 1.0インチ
表示色数 65,536色
メインカメラ
画素数・方式 198万画素CMOS
機能 AF(オートフォーカス)付き
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
レガートホワイト
(Legato White)
カプリスピンク
(Caprice Pink)
アダージョブラック
(Adagio Black)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要 編集

  • 鳥取三洋電機初となるCDMA 1X WIN端末である。大きな特徴として「スムースタッチ」という手書き認識機能がある。これは、静電パッドが内蔵されているキーパッド部を指でなぞることにより文字入力や選択操作、カメラ使用時のAFロック等が行えるものである。ロックナンバー入力が必要な機能を使用する際には、あらかじめ端末に「スムースロック図形」として登録した任意の図形(星やハート等)をなぞって描くことにより、ナンバー入力の代わりにすることが可能である。
  • 鳥取三洋製のWIN端末で、日本語入力システムにATOK for au+APOTを搭載したものはこのW42SAが最初にして最後である。
  • ちなみにSAR値0.102W/kg(側頭部)と非常に低く、2014年(平成26年)12月現在の時点においてもスマートフォンを含む歴代のau携帯電話としては最も低いものとなっている。

沿革 編集

不具合 編集

  • 2006年10月31日
着うたフルをダウンロード中に電波状況が悪くなるとダウンロードした着うたが再生できないことがある、また、メール関連でも一部の方法で作成したメールを送信しようとするとフリーズすることがあると発表した。
特定のアプリ(EZアプリ)を利用後、データフォルダを操作し再起動を行うとデータが削除されることがある。また、譲り受けたW42SAを利用する際Eメールが受信できないことがあると発表した。
特定の着うたフル®を再生すると電源がリセットする場合があると発表した。

なおいずれの不具合もソフトウェアアップデートで解消することができる。

関連項目 編集

外部リンク 編集

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