Wikipedia:井戸端/subj/「わかりやすい」かつ「自然な」記述の基準をどう説明すべきか

「わかりやすい」かつ「自然な」記述の基準をどう説明すべきか 編集

辻満里奈ほめ×ほめナイトの記事において、「わかりにくい」「不自然」を理由とする編集の差し戻しを受けました。

「辻満里奈」では彼女の経歴について述べた文章で、「2022年9月30日(金)にRKBを退職。」など過剰と思われる曜日や時刻の記載を削除したところ、この差分において「不自然な表現を自然な表現に戻させて頂きます」として差し戻されました。また「ほめ×ほめナイト」では「2022年9月30日に辻がRKBを退職(10月16日頃からセント・フォースに所属)、9月25日の放送がRKBアナウンサーとして最後の出演となった。」という記述が、この差分で「2022年9月25日(日)の放送後・9月30日に辻がRKBを退職(10月16日頃からセント・フォースに所属)したが」という記載に変更されており、その際「分かり易いよう時系列記述に書き換えさせて頂きます」という編集コメントが添えられていました。また、その後この編集では「分かりにくい表現なので差し戻させて頂きます」という理由で「同年」という単語が削除され、「退職したため」が「退職したので」に戻されていました。

おそらく当該編集を行った方は同一人物だとは思いますが、この件について私のトークページに利用者‐会話:水だらけのプール#辻満里奈、および利用者‐会話:水だらけのプール#出来るだけ分かり易い表現をの両トピックを立項し、「「曜日や時刻の情報は彼女の経歴を語るうえで過剰」としている明確な基準を明示」してほしい、代名詞を遣うと「その代名詞は何を指しているか」と閲覧者が考える必要が生じるので、なるべく代名詞より本名詞を遣うようにするようにしてほしい、といったお願いを私にしています。

もちろん一般論として、記事を書く際はわかりやすく自然な記述を心がけるべきだとは思います。ただ、その「わかりやすく自然な記述」とは具体的になんぞやと言われると困るのも事実ですし、認識のずれがあるときにすりあわせる手立てがあるのかどうかもわかりません。私としては、同じことを伝えるなら状況であるよりも短くきゅっとまとめたいと思ってはいるのですが、いったいそのことをどう説明すればいいのでしょうか…?--水だらけのプール会話)--水だらけのプール会話2023年3月9日 (木) 15:20 (UTC)[返信]

  コメント 一般論として、百科事典の記事は要約した平易な文章にすることが大事で、それが命です。程度問題としては、詳細に書きすぎたり、やや硬い文語表現や専門用語が多い文章だと、要点がつかみにくくて読みにくい・理解しがたい文章になりがちなので、高校生くらいが十分理解できそうな言葉や文章で書くのが良いと思います。また専門家が学会誌などに書くような学術論文調の文章表現になってしまうのも、一般読者層を主たるターゲットにする百科事典ではいただけません。分野的にどうしても専門用語が必要になってくる記事では、注釈などを駆使して、書かれている重要な専門用語についての簡単な解説や適切な内部リンクを付けることも必要になるでしょう。
差分を見て気づいたことを書きますと、まず「辻間里奈」のほうは「出生し」よりは「生まれ」のほうが文章としてやわらかくなるので良いと思います。「その後、同年10月16日に」では「その後」が余分、「なお、(後略)・・・」で始まる文章はどうしても百科事典的には蛇足と受け取られます。その一方で、日付に「(日)」と曜日を略記して付記したものや詳細な時刻は、よほど重要な意味を持たない限り、要約する意味で省いたほうがよくなると思います。
「ほめ×ほめナイト」のほうですが、時系列順に書くのは基本で、日時が前後する説明文になると、経緯や顛末がわかりにくくなるというのはありますから、IP氏の編集の要約に書いた差し戻し理由は妥当かもしれません。そのあとのレギュラー化に関する文章は、「同年」にしたことが問題じゃなくて、客観的に読んでみて言葉の繋がり方が不自然な文になっていないかが大切で、IP氏が戻された文章ほうがスマートでわかりやすい文章だと感じました。ここまで、水だらけのプールさんへの答えになっていないかもしれませんが・・・。
参考にしてもらえれば幸いですが、数日経ってから自分の書いた文章を読み返してみると、「アレ?なんだか文章が少し変だぞ」と思うこともありますからセルフチェックしてみるのもよいと思います。テクニックとして、一般向けに出版されている解説本は読者に手に取ってもらうために校正された読みやすい文章で書かれていることが多いので、本をたくさん読む習慣を付けておくと感覚が鍛えられて、いざ自分が記事を書くときにきっと役立ちますよ。--小石川人晃会話2023年3月9日 (木) 17:38 (UTC)[返信]

  返信 (小石川人晃さん宛) コメントありがとうございます。「出生し」より「生まれ」のほうが文章として柔らかくなる、などというのはおっしゃる通りですが、IP氏が私へのコメントで指摘したポイントが「曜日や時刻」「代名詞」の2点でしたし、また「退職したので」は「退職したため」や「退職したことから」に比べて口語的ではないか感じてしまうので、個人的にはそちらのほうが違和感があります。この辺は感覚の問題なのでしょうが。。。ほめ×ほめナイト#パーソナリティにある「RKBアナウンサーを辞めて現在はセント・フォース所属フリーアナウンサー」も、読者の頭を悩ませない範囲でもうちょっと書き言葉風にしたいとは思っているのですが、それをやるとまた編集合戦の種になりそうな気がします。--水だらけのプール会話2023年3月11日 (土) 14:27 (UTC)[返信]