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「曰く」という表現に関して

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「曰く」もしくは「いわく」などという表現を見たことはないでしょうか。アーティストなどの発言を引用されている際にそういった表現を用いてるようなのですが、こちらのページを見て頂ければ分かるように、引用の際の表現としては不適当ではないかと思います。おそらく若者の間でしばしば使われているようで、それがそのままこうしてページにも現れているということなのでしょう。孔子の論語にも「子曰く」で始まるものも結構ありますし。かなり使用頻度が高いようなのですが、直すべきか判断がつかないので。引用にも使われるようですが、それはあくまで偉人、歴史上の人物からなどの引用の場合です。--Beaver 223会話2013年3月25日 (月) 06:54 (UTC)[返信]

引用元の用例2に基づく使用であれば全く問題ないと思います。若者の間で使われているとのことですが、古くから使われている言葉です。用例1は名詞としての用例ですので、基本的な日本語能力があれば見分けが付くと思われます。--ろう(Law soma) 2013年3月25日 (月) 09:07 (UTC)[返信]
ShikiHでございます。私も「曰く」を直したことがあります。別に間違っているわけではないが、現代の百科事典としては珍しい言葉遣いであることは確かです。全文検索をかけると日本大百科全書(小学館)は15件、世界大百科事典(平凡社)は4件、日本語版ウィキペディア11,168件です。私は現代語の文脈で曰くが出てくるのは奇異に感じるので、時に直します。しかし個々の言葉遣いについては、井戸端で統一見解をだすというようなものではありません。通常の編集をなされば良かろうと思います。--ShikiH会話2013年3月25日 (月) 10:13 (UTC)[返信]
ろう殿は古くから使われているとおっしゃいましたが、私が言ったのは、現代人は、日常会話で曰くという表現はあまり使わず、それよりもむしろ「~によると」などの表現を用いることが多く、「曰く」は若者が多少おどけて使うことが多い、という意味です。ですから、アーティストなどのページによく見られるのでしょう。つまり、現代語で書かれている文章に対して使うのは不適当ではないか、ということです。--Beaver 223会話2013年3月27日 (水) 03:05 (UTC)[返信]
曰くの使用の背景には「日本語の難しさ」が色々とにじみ出ている(漢字然り、用例然り)と思います。しかし日本語の正式な、フォーマルな文書では曰くを使うのは自分的には不適切なケースがかなり多いと思います。勿論、あまりにもおかしな使われ方、例えば過度の多用などがあれば修正すべきです。ShikiHさんの言う通り、通常の編集でいいかと思います。-- Kanon und wikipedia  Talk  2013年3月27日 (水) 07:47 (UTC)[返信]

使われている場合のほとんどが不必要な修辞…というのもはばかられるようなただの気取りでしょう。書いた側は「曰く」と書いてそれらしい文章を書いたと得意気になっているのでしょうけれど、そのじつゴミでしかないのです。端から取り除いても問題ないでしょう。が、そんなのでも「合意が…」と言って一人前にゴネられる。まったく面倒極まりないですね。--ikedat76会話2013年3月27日 (水) 22:01 (UTC)[返信]

  念のため。百科事典としての文章として不自然な形で使用されているのであれば、「曰く」に限らず一般的には問題のない単語であろうとも、平易な表現に書き換えることは不適切ではない編集行為です。その点、ShikiHさん及びKanon und wikipediaさんのおっしゃる内容と異なる意見ではありません。ikedat76さんの意見に対しては…うん、そうだ、書いた側に、全く「それらしい文章」ではないことを知らせる必要がありますね。
なお、場合によっては「曰く」を使って違和感のない場合もあります。例えばある人物の発言を簡潔に紹介したあとに、「曰く○○、曰く××」と具体例を列挙するような例なら、それほど奇異には見えません。--ろう(Law soma) 2013年3月28日 (木) 00:58 (UTC)[返信]

皆さん、貴重なご意見ありがとうございます。これからも、正しい表現を模索していきたいと思っております。--Beaver 223会話2013年3月28日 (木) 02:13 (UTC)[返信]