Wikipedia:井戸端/subj/「査読」「公開」システム導入の提案

「査読」「公開」システム導入の提案 編集

最近、ロシア語版のWikipediaを見ていて「査読」「公開」というシステムが採用されていることを知りました。投稿した記事がそのまますぐに公開されるのではなく、記事名で検索すると査読が終わった版が提示されるというシステムです。履歴を見ると査読済みの版と査読が終わっていない版が示されるようになっています。編集については、査読済みの版と最新版の両方を提示した上で差分が示され、編集自体は最新版を元にしておこなうようになっています。白紙荒らしなどがあったときに、その版が表示されないのでなかなか有用なシステムだと思います。「井戸端」の過去の議論を見ると過去にも特定のジャンルで「査読」が提案されたことがあるようですが、特定のジャンルに限らず全面的に導入するべきだと思います。過去の議論では編集が活発に行われているときに査読をするのは負担であるというような意見も見られますが、ロシア語版を見ると履歴の途中の版で査読がされていない版もあり、編集が活発に行われているときには全ての版について査読する必要はなく、最新の版とその前のいくつかの版について調査して公開する版を決めればよいと思います。ロシア語版も日本語版と同じMediaWikiのソフトウェアを使っているので、技術的には難しいものではないはずです。どうぞ、ご検討ください。ツバル会話2016年11月15日 (火) 07:11 (UTC)[返信]

(査読用アカウントを別途用意する)査読荒らしとか、公開版を巡る編集合戦とか、今の面倒事がより複雑になるだけで何ら機能しないと思います。- NEON会話2016年11月15日 (火) 07:29 (UTC)[返信]
参考。Wikipedia:井戸端/subj/存命人物記事のための記事公開前査読機能(FlaggedRevs)の導入提案安定版ウィキペディア。--Los688会話2016年11月15日 (火) 12:19 (UTC)[返信]

  返信 (NEONさん宛) 「査読荒らし」および「公開版を巡る編集合戦」についてはどのような事態を想定されているのかがわからないので、もう少し説明をお願いします。
一般的な編集合戦については、以下のように現行のシステムよりも「査読」「公開」システムのほうがうまく働くと思います。
編集合戦が発生すると、現行のシステムでは管理者に依頼して全保護にしてもらいます。期限が決まっている場合は自動的に解除になりますが、無期限の場合は再度ノート等で話し合って解除の依頼をしなければいけません。このとき、「編集合戦が再発しない」予想が必要だと思いますが、あくまで予想なのでそれが正しいかどうか確認するのは困難ですし、管理者がその「予想」が正しいと認めるかどうかもあいまいです。一方「査読」「公開」システムで編集合戦が発生したときはそのまま新しい版の公開をしなければよいだけです。現行のシステムで編集合戦が起きる前の版に戻して保護するという例を見たことがありますが、「査定」「公開」システムでは新規の公開をしなければ、自動的にこれと同じ措置をしたことになります。公開された版では編集合戦は行われていないわけですが、裏では編集合戦が行えるわけで、編集合戦が終わっているかどうかを判断するのは難しくありません。このように、一般的な編集合戦については「査読」「公開」システムのほうがスムーズに対応できます。また、投稿したものがすぐに公開されるから編集合戦を起こしてでも投稿しようとするのであり、「査定」「公開」ならば無理にでも編集しようとする気持ちがいくらかは弱くなって、編集合戦発生の頻度を若干なりと低下させることができるように思うのですがいかがでしょうか。ツバル会話) 2016年11月15日 (火) 12:56 (UTC)言葉が抜けていて意味の通じない箇所を修正しました。管理者自身の判断で処理する場合のことも抜けていますが、加筆するまでもなくお分かりだと思いますので修正しません。ツバル会話2016年11月16日 (水) 04:06 (UTC)[返信]

公開合戦が起きるだけだと言っているのですが。- NEON会話2016年11月15日 (火) 13:06 (UTC)[返信]
meta:Flagged Revisionsに詳しく説明されてますよ。2526言語版で実装されてるみたいですね。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年11月15日 (火) 19:19 (UTC) ◆数え直したら数違ってたので修正。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年11月16日 (水) 17:08 (UTC)[返信]

  返信 (NEONさん宛) 編集合戦の場合、単純な例をあげると「A→B」、「B→A」、「A→B」、「B→A」というような編集が繰り返されることになります。「査読」「公開」システムの場合は「未査読=非公開 → 査読済み=公開」の一方通行で、逆の「査読済み=公開 → 未査読=非公開」はないので、私が書いた例と同様の繰り返しが発生することは考えられません。そのため、NEONさんが書いておられる「公開合戦」がどのような事態を想定しておられるのかわかりません。ここに私が書いたような単純な例を使った簡単な説明でよいのでどのような事態を想定しておられるのかの説明をお願いします。ツバル会話2016年11月16日 (水) 04:06 (UTC)[返信]

ごく一部だけ変更した版の公開(A'公開→B'公開→A''公開→B''公開…)を繰り返せば同じことです。- NEON会話2016年11月16日 (水) 04:17 (UTC)[返信]

  返信 (NEONさん宛) ロシア語版やドイツ語版でどういう利用者が査読できるのかということはまだ確認できていない(すみません m(__)m)のですが、一般的な「査読」という言葉の使い方として、投稿した本人は査読できないというのが通常の使い方だと思います。ロシア語版とドイツ語版で査読者についてどのようなルールになっているのかを調べて報告するので、今しばらく(2・3日ぐらい)お待ちください。ツバル会話2016年11月16日 (水) 06:18 (UTC)[返信]

「投稿した本人が査読できないなら、(上の方でNEONさんが懸念されておられるように)『自分の荒らし編集を査読公開する専用のアカウントを作成してまで』それらに対処した新しい荒らす方法が生まれる」というお話でしょう。そこら辺を考慮すると、(荒らし対処を第一目的として導入することで)既存一般編集者(特にマイナージャンルで記事執筆編集を行う編集者)が被るデメリットの方が編集合戦を引き起こす編集者(つまり編集合戦が起こるほど編集者数が集中している大人数分野)に対抗するメリットよりも大きい、とそんな話ではないかな、と思います。美術分野とかマイナースポーツ分野など、立項して5年くらい誰も内容を精査修正しないとかざらですし。
実際の運用に関する細かい議論はLos688さんの貼った Wikipedia:井戸端/subj/存命人物記事のための記事公開前査読機能(FlaggedRevs)の導入提案Wikipedia:井戸端/subj/存命人物記事のための記事公開前査読機能(FlaggedRevs)の導入提案/FAQ に詳しいですね。特に内容に関して厳密に出典を要する + 出典に基づかない内容の即時抹消除去が方針として制定運用されている(WP:BLP)存命人物伝記分野限定なら歓迎したいところですが。
同じ荒らし対策ならば査読制度全面導入よりも 存命人物の記事は一律半保護適用 を方針化した方がより簡単なのではないかと思ったりもします。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年11月16日 (水) 17:08 (UTC) ◆誤解の元になったようなので一部強調しました。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年11月20日 (日) 19:13 (UTC)[返信]

ウィキペディア日本語版は、全利用者に対しての登録利用者が少ないという問題を抱えているので、査読者が足りないという問題は起こりうるでしょう。記事をすべて半保護化した方が利益は大きいと思います(これは同時に、利用者の総数を減少させかねない劇薬でもあります。)。--有足魚会話2016年11月20日 (日) 11:09 (UTC)[返信]

  返信 (Nami-ja(凪海)さん、有足魚さん宛) 私自身は、全面半保護化に反対というわけではありませんが、wikimedia:プライバシー・ポリシーに反することになるので難しいのじゃないかなという気がします。特定分野の半保護化については、Nami-ja(凪海)さん、有足魚(会話)さんその他の方が提案されるならそれはそれでよいと思います。ただ、半保護化が基本的に「荒らし対策」だけに限定されるのに対して、「査読」「公開」システムはそれ以外の問題を軽減できる可能性があります。また、「査読」「公開」システムを導入したからと言って特定分野の半保護化ができなくなるというものではないので、別物と考えて別途議論したほうがよいと思います。ツバル会話2016年11月20日 (日) 14:39 (UTC)[返信]
  返信 (Nami-ja(凪海)さん宛) ロシア語版記事の履歴からの判断なのですが、ロシア語版には自動査察という仕組みも組み込まれているようです。投稿されてからある程度の時間がたてば査読が済んだものという扱いをすることだと思います。この仕組みを使えば、編集者が少ない分野でも問題は生じないと思います。(もともとそのような分野は問題編集自体が少ないともいえますが。)ツバル会話2016年11月20日 (日) 14:39 (UTC)[返信]
  返信 (Neonさん宛) 査察者について調べますと書いたのですが、ロシア語版についてはまだ見つけられていません。ドイツ語版では、一定の条件を満たすと自動的に与えられるソフトの資格とさらに厳しい条件を満たしたうえで申請する必要があるハードの資格の2つがあるようです。mediawiki.orgのExtension:FlaggedRevs/jaなどを参考にさらに調査をおこないます。ツバル会話2016年11月20日 (日) 14:39 (UTC)[返信]
  お願い 「議論の質問・回答の個別の流れ」が非常に把握しづらくなってきておりますので、ツバルさんはできましたら「各人宛返信コメントを最下段にひとまとめに投稿する」のではなく、「インデントを用いて各人コメントの下に各返信を投稿し、インデント階層を深くする」ように変更して頂ければ、と思います。いや、ツバルさんが「自分の返信を相手がすぐに理解できるようにという善意からのまとめ返信」であることは理解できるんですけど当方の時系列を追う能力が足りません故に再度全コメントから返信先を想定することがなかなか時間がかかりましてね。たぶん返信相手当人以外の第三者も全体議論の推移を追いづらく「途中からの議論参加」がしづらいと思います。これはWP:TOPPOSTに詳しい解説があります。ここの解説で理解しづらいならば、井戸端で議論が長くなっているものの各編集者のコメントのインデント(段落下げ)と複数人議論の流れを見ればすぐに理解できると思います。--Nami-ja(凪海) 会話 / 履歴 2016年11月20日 (日) 18:57 (UTC)[返信]

(コメント) Nami-jaさんの書いておられるのはWP:TOPPOSTにある「投稿をスレッド化する:」書き方のことですね。スレッド化する書き方があることは私自身理解しているつもりです。ただ、WP:TOPPOSTの最初に「新しい話題はページの一番下に追加する:」が書かれていることからわかるように、順番に下に下に書いていく形が基本だと思います。今回の議論の場合、一応「返答」と書いていますが、私ツバル対NEONさん、私ツバル対Nami-ja さん、私ツバル対有足魚さんという「話」が並行して行われているとは考えておらず、4人であれこれ意見を書いているというようにとらえているので、スレッドで段下げをしていくという形をとっていません。(その他にLoss688さんからもコメントをいただいていますが、ご意見らしきことを書かれていなかったので「感謝」しただけで「返信」はしていません。) 話の流れが読みにくいのは、スレッド化していないからというよりも、私の「提案」が例えば査定者の基準をどうするかといったような具体的な内容を詰めた「提案」ではなく、「こんなことを考えてみてはどうですか」というザクッとした「提案」だからだろうと思います。言い方を変えると「MediaWikiにはこんな機能があるので使ってみませんか。みんなで考えましょう。」という提案だから話の流れが読みにくいのだと思います。現段階ではそのような提案であるということをご理解いただいたうえでコメントを頂ければと思います。もちろん、具体的な議論を排除しているわけではなく、例えば査読者の選び方などについて具体的なご提案をいただくのも大歓迎です。(この文章は、Nami-jaさんの文章を受けて書いたものですが、同時に他の方にも向けて書いたものなので、「返信」ではなく「コメント」としておきます。)ツバル会話2016年11月21日 (月) 06:15 (UTC)[返信]

  返信 (ツバル氏宛) (本題から逸れますが) WP:TOPPOSTの「新しい話題はページの一番下に追加する」ですが、『 + タブを使って新規コメントを投稿すると、自動的に一番下に話題が追加されます。』という文章から判断するに、「話題」とは== セクション名 ==(<h2>タグ相当)で表示される各議題のタイトルのことだと思われます。発言の位置づけを明示するための配置だとは思いますが、相手方の発言を受けて発したコメントであることには変わりないはずなので、スレッド化して他の利用者が見やすい形にしたほうが良いとも思います。
(さて本題) 過去の議論はご存じだと思いますが、大雑把に見積もって「存命人物記事のみで1日約1000件の編集があり、査読者100名体制で平均1人1日10件ずつ」という試算が示されています。2016年現在の1日当たりの編集数がはっきりしないと何とも言えませんが、かなりの数の査読者を任命する必要があり、思った以上に大規模なプロジェクトになるかと思います。また同じ議論では、査読する際にとばされた途中の版が、後日査読を通らず削除された時の履歴継承関連でも、問題が生じると指摘されていました。
機能の導入自体は今のところ反対していませんが、相当大がかりな準備が必要になるので、この議題の読み込みが解除されたあたり(議論が活発でも12月中旬あたりには自動解除されるはず)に明確な反対が無ければ、新規にページを作って(必要であれば告知をして)詳細を議論すべきだと思います。
とりあえず、議論をするにも情報が少ないので、MediaWikiのヘルプページ拡張機能ページの翻訳を進めるべきかもしれません(翻訳状況はそれぞれ60%、65%)。 --WwLMvm会話2016年11月24日 (木) 09:48 (UTC)[返信]

(報告と提案) 「Wikipedia:井戸端/subj/存命人物記事のための記事公開前査読機能(FlaggedRevs)の導入提案」へ議論の再開を提案しました。1週間程度反対がなければ議論の場所を移すことを提案します。ツバル会話2016年11月24日 (木) 04:07 (UTC)[返信]

WwLMvmさんの書かれた通り、具体的な議論を行うには、MediaWikiのヘルプページと拡張機能ページの翻訳を済ませる必要があると思います。先に、翻訳をすませてから具体的な提案を行いたいと思います。ツバル会話2016年12月2日 (金) 10:04 (UTC)[返信]

  情報 発案者であるツバルさんはWikipedia:投稿ブロック依頼/ツバル 20170808として無期限ブロックに処されましたが、その後LTA:SUZUであったことが判明しています。--Nami-ja (会話 / 履歴) 2018年7月13日 (金) 15:36 (UTC)[返信]