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オンデマンド配信は有効な出典か 編集

近年、一部放送局はオンデマンド配信というサービスを行っています。これによって、一過性だった放送番組は検証不可能ではなくなり、出典として有効だという意見がWikipedia内に見られるようになりました。当方は、(1)会員登録を必要とし、(2)単一の方法でのみアクセスが可能で(図書館のような公共施設では扱いがない)、(3)単一の団体、組織に対する利益供与があるという点で、有効な出典ではないと考えています。Wikipediaはオンデマンド配信を有効な出典とみなすべきなのかどうか、ご意見お聞かせくださいますようお願いいたします。--Wikied会話2013年11月11日 (月) 18:53 (UTC)[返信]

  コメント 特に問題ないと考えます。出典が会員登録を必要としても問題ないという合意はすでになされています(WP:EL#ユーザー登録を必要とするサイト)。素性のわからないサイトで金銭を払わないといけないような状況ならともかく、放送局という一定の公共性を持った団体が自ら公表しているものである以上、信頼性も一定程度は担保されているものと考えます。--Jkr2255 2013年11月11日 (月) 22:51 (UTC)[返信]
  コメント Wikipedia:検証可能性#文献へのアクセスではオンライン文献で有料のものも有効とされています。従って(1)と(2)については、オンデマンド配信も同様に有効な出典と言えるでしょう。(3)に関しては、一次資料としては問題ないが、二次資料としては有効な出典にはならないでしょう。具体的には、オンデマンド配信されている番組自体は一次資料として使用できる。ただし、出典としてはあくまで放送時点の番組ではなくオンデマンド配信されている番組である。オンデマンド配信されている番組の評価などは広告と同じで有効な出典ではない。ということだと考えます。しばしば問題になっている番組のあらすじの出典としては、出典がオンデマンド配信であることが明示されていればOKだと思います。--アルビレオ会話2013年11月11日 (月) 23:18 (UTC)[返信]
  コメント 既にお二方が示しているように、出典そのものは有効であり利用できるものだと思います。が、私見としては「積極的に利用すべきものではない」と考えます。利用するのにお金がかかるので、検証する人が少なくなるという問題点や、そもそもテレビ番組を利用しなければいけない記述というのがどの程度あるのかということがあります。一次資料としてなら、つまりその番組のディテールを書くときにオンデマンド配信を利用するのは有効だと思います。でも、二次資料としてはあまり利用価値があるとは思えません。テレビ番組は大体既に公表されている情報をネタ元としてつくられているからです。もちろん、「番組独自調査」「独占取材」みたいなオリジナル情報を提供している場合もあるでしょうが、数は多くないはずです。なので、そういった部分を慎重にユーザー間で話し合って、本当に番組を二次資料として利用すべきか判断する作業が必要でしょう。映像は書物ほど自由な情報源ではありませんから、出来る限り慎重に、というのが私の意見です。--しおまねき会話2013年11月11日 (月) 23:52 (UTC)[返信]
  コメント (1)(2)(3)何れも出典の有効性を否定する理由には全くなりませんね。書籍の資料でも図書館になかったりで入手が困難なものや費用がかかるものもありますし、使い方によっては一次資料になったり二次資料になったりするでしょう。オンデマンド配信だけが「積極的に利用すべきものではない」という合理的な理由もありませんね。--uaa会話2013年11月12日 (火) 12:02 (UTC)[返信]
勘違いさせてごめんなさい。私が「積極的に利用すべきものではない」と言っているのはテレビ番組全体に対してであって、オンデマンド配信だけに限定しているわけではありません。--しおまねき会話2013年11月12日 (火) 12:11 (UTC)[返信]
そうならば、勘違いではないと思います。私が言いたいのは、オンデマンド配信によって検証可能となったテレビ番組全体も、使い方によっては一次資料となることもあり、二次資料にもなるだろうから、その点で書籍の資料と扱いを変える必要が見いだせないということです。--uaa会話2013年11月12日 (火) 12:22 (UTC)[返信]
補足しますと、オンデマンド配信されていないテレビ番組はそれ以前の問題なので、私はオンデマンド配信に限定して述べたつもりです。--uaa会話2013年11月12日 (火) 12:32 (UTC)[返信]
誤解させてごめんなさい。私の意見、つまり映像と書籍の資料の扱いを変える(二次資料の時)というのは客観的意見ではありません。ですから、あくまで自分はこう考える、納得できたら同じようにして欲しいという程度のものです。そういう意味では、私の意見が何か強要しているように見えたとしたらやはりそれはuaaさんの勘違いで、勘違いさせたのは私の責任です。すいません。--しおまねき会話2013年11月12日 (火) 13:11 (UTC)[返信]
  コメント しおまねきさんは、「オンデマンド配信を利用することには問題がない」とおっしゃっていますよね。そのあとのお話は、どちらかというと「(オンデマンド配信を基にして)書き込まれた記述の内容」に言及しているような気がします(よって、ちょっと違う話題になっている)。つまり「どこどこの番組で見た」レベルの、質の低い記述は、今まで出典がないことによって排除することもできましたが、それが出典付きでおこなわれるようなことになるような事態は避けたいとお考えなのでは?と受け取れました。
たとえばですが、「バラエティ番組」を元にして書き込まれるようなトリビアは、出典付きであっても、それが瑣末な情報であることを主張して、取り除けばよいと思います(もちろん、自身でそうした記述をおこなうのは避けたほうがいい)。逆に、「ドキュメンタリー番組」を元にして書き込まれるような情報は、割と歓迎できるようなものも多いのではないでしょうか。いずれにせよ、「資料の質」や「内容」で扱いを検討すれば良いですし、それは今までの紙ベースやウェブベースの資料の扱いと、変わりないと思います。
と、いう訳で、この解釈が正しいのであれば、しおまねきさんのおっしゃっていることには同意できます。もっとも、「オンデマンド配信は有効な出典か」という質問そのものからは、離れてしまうかなという気もします。結論としては、「オンデマンド配信は有効な出典である」ということでいいと私も思います。-- いすか (/) 2013年11月14日 (木) 04:32 (UTC)[返信]
コメントが遅れてすいません。いすかさんの言うとおりでした。私が「勘違い」させてしまったのは上記で述べたようなことだけではなく、テレビ番組と言った場合に思い浮かべていたものがごくごく限定されたものだったということでもありました。
この前、ナショジオのユダの福音書についてのDVDを見ていた時に、ふとこの話題のことを思い出したんです。私が上の方で「テレビ番組は二次資料として信用ならん」と書いているとき、思い浮かべていたのは民放のゴールデンタイムの番組でした。普通に考えれば、私以外の人はテレビ番組全般を漠然と思い浮かべていたはずです。uaaさんが反応したのも、私が「良質なドキュメンタリー番組すら全否定している」ように見えたからなのでしょう。真の誤解はそこにあったんだと思います。
よって、いすかさんがおっしゃられていることはすべてその通りです。今回、自分の意見を過不足無く伝えるというのは本当に難しいことを知ることが出来ました。ご指摘ありがとうございます。--しおまねき会話2013年11月15日 (金) 13:14 (UTC)[返信]
  コメント問題がなく有効な出典です。単一の団体、組織への利益供与がテレビ局や制作会社に対してのものだとすると、書籍だって著者や出版社に利益供与があります。代替可能な情報源があれば、そちらを用いる、そちらも併記するということが望ましい。映像、テレビ番組が一次資料となることもありますし、分析的な二次資料となることもあります。信頼性の程度が様々なのは、書籍や雑誌でも同様です。「オンデマンド配信されている番組の評価」を配信元が客観的な情報を伴わず行なっていたとすれば、その評価は当事者によるものとして扱われる。番組情報の一部として提供されているのであれば、自主公表であるという点に留意する必要はありますが、広告と同一視というのは言いすぎだと思います。--Ks aka 98会話2013年11月14日 (木) 04:44 (UTC)[返信]

たくさんのご意見をいただき有り難うございました。オンデマンド配信は有効な出典という合意を得られることがわかりました。当方もコミュニティの基準に従います。--Wikied会話2013年11月14日 (木) 05:19 (UTC)[返信]