Wikipedia:井戸端/subj/ソックパペットの認定方法について

ソックパペットの認定方法について

編集

ウィキペディアの3大方針にはWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せない、それにWikipedia:中立的な観点の3つがありますが、ソックパペット認定についてはこの3大方針が厳守されていないように感じます。例えばAという荒らしがいてBというソックパペットと疑われるユーザーがいるなら本来なら信頼できる情報源にAとBが同一人物であるという出典を提示した上でソックパペット認定をすべきなのに、Wikipedia:検証可能性を満たしてもいないのにソックパペット判定をされているようです。CheckUserをするならまだいい方で、投稿傾向が似ている、アカウント名が似ているというだけでソックパペットと判断するのは独自見解なのではないかと私は考えます。

勿論荒らし行為は断じて許されませんし(特にLTA:NODALTA:YUKALTA:KEHAEには個人的にも頭にきています)、荒らしを行ったユーザーに対してはそれ相応の投稿ブロック(あまりにも酷い場合は無期限ブロックや追放も)をすべきでしょう。ただ私はWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないを満たさないのにソックパペットと判断するのはどうかと提案しているだけです。この件についてのご意見をお願い致します。--コバルトブルーとターコイズブルー 2009年10月4日 (日) 05:52 (UTC)[返信]

ちょっとどこに書いてあったかは忘れましたが、ソックパペットとしてブロックされたアカウントに「○○のソックパペット、もしくはその模倣」と言う記述があったかと思います。よって「一目見て分かる模倣者」(「一目」の基準が曖昧なままの発言で申し訳ないのですが)はある程度そのままソックパペット認定されても致し方ないと思います。そのためにWikipedia:進行中の荒らし行為/長期などを逐次記入し、判断材料に使うべきだと思います。ただし、最近ソックパペットが現れた記事で意にそぐわない編集を2,3回しただけでソックパペットよわばりする人もいると感じていますので、もっと慎重に考えるべき時に来たのかもしれないですね。--Lightslateblue 2009年10月4日 (日) 06:10 (UTC)[返信]
  コメントソックパペット認定に関しては、あくまでも利用者レベルでは行動の同一性(同じ記事・同じ内容に執着する/出現パターンの類似/文体など表現レベルの類似性など)から「~のソックパペットの疑い」とするのが限界で、更にWikipedia:CheckUserの方針によりCU権限をもつ管理者(一部)であれば、履歴に残された外部非公開のIPアドレスを閲覧できるため更に「通信経路の同一性」でソックパペットかどうかを判断できるものの、究極的に言えば探偵を雇うとか犯罪行為として警察が動くんでもない限りは、リモートホストは同一でも同じ人物が投稿しているとは限らず、それ以上は調べようがない。まあ実際は「疑い」の程度問題だと思います。また何より、投稿ブロックは刑罰ではなく「(百科事典を作るというプロジェクト上)迷惑なので技術的に締め出してしまう」こと(→Wikipedia:投稿ブロックの方針)でしかありません。このため「同程度に迷惑だったら同様に締め出してしまえる」訳で、その意味でソックパペット認定は「この利用者は過去ブロックされた利用者と同質なのでブロックすべき」という判例主義的なものに過ぎないんじゃないかと…本当に同一人物かどうかは別として。まあ極論から言っちゃえば、多重人格者の人格Aは問題ない利用者でも、人格Bが傍迷惑であった場合は、AB各々が個別にアカウントを持っている場合、Bだけがブロックを食らうことはありそうですね。--夜飛/ 2009年10月4日 (日) 08:17 (UTC)[返信]
  コメント(編集競合しましたがそのまま)とりあえず最初に。WP:VWP:NORは、確かにそれらがwpの精神を表わしているとしても、それらはあくまで記事の内容について書かれたものであって、それ以外のところでそれらを論拠にするのは無理があると思います。ソックパペットかどうかの認定に「どの信頼できる情報源のどこのページに書かれているか」なんていうものを示すのはどう考えても無理ですし(世界的な荒らしユーザー等であればどこかの雑誌なりウェブ上の記事に、名前ぐらいは書かれているかもしれませんが・・・)。で、おっしゃりたいことは多分「ソックパペットと認定する時にもう少し客観的な証拠を出して」ということで、それについては確かにそう出来るならそうした方がよいと私も思います。正直に言えば、私自身の思いとして、誰かを「ソックパペット/模倣」という形で投稿ブロックしてしまうのはあまり良いことではないと思っており、そのため今までもそしてこれからもそのようなブロックをすることはないでしょう。その代わり、例えばLTA:NODAのソックパペットや模倣であるなら、「LTA:NODAのソックパペット・模倣」と言う理由ではなくても、NODAがブロックされた同じ理由でブロックできるはずです。というのが一応の理想論ということで、これを実現するには正直言って人的資源が全く足りていないのが現状で、なので各利用者(管理者を含む)の経験やカンといった主観的なところに頼って迅速に対処して行かなければ、jawpはきっと誰からも見放された街のようになってしまうでしょう。--青子守歌会話/履歴 2009年10月4日 (日) 08:22 (UTC)[返信]
  コメントまずは、検証可能性の冒頭部「検証可能性は、ウィキペディアの記事における三つの方針のうちの一つです。あとの二つは、「Wikipedia:中立的な観点」と、「Wikipedia:独自研究は載せない」です。」を確認してください。
ソックパペットの認定について、多くのことは、ウィキペディア上で検証可能です。その方法も、特に難しいことはなくて、疑いを持った場合、あるいは、誰かがソックパペットとしてブロックした後、複数のアカウントやIPの投稿履歴やその内容を丁寧に比較するということになります。誰でも確認することができます。長期の荒らしについては、その傾向がまとめられています。誰かの判断に疑いを持つなら、自分で、投稿傾向が似ているかどうか、アカウント名が似ているかどうかを、履歴を確認して、判断してください。「証拠」として類似している書き込みの実例を出すことは、誘導に繋がる懸念もありますから、必ずしも出すことが正しいというわけではないと思います。
誰でも検証できるわけではない、という記録もいくつかあります。削除された投稿は、管理者にしか確認できませんが、逆に言えば、管理者であれば誰でも確認ができます。これは、著作権やプライバシーの観点から、管理者以外の利用者の検証が困難になっています。アカウントからの書き込み時に残される記録は、チェックユーザーが見ることができます。チェックユーザーは、互いに何を対象にチェックしたかを確認できますし、自らチェックすることもできます。この場合は、個人情報を保護するために、チェックユーザー以外は検証することができません。自分の目で判断したものしか信じられないということであれば、一般に公開されていない、されるべきでないと考えられている情報にアクセスしても、問題を起こさないであろうという程度にコミュニティから信頼を得る必要があるでしょう。管理者やチェックユーザーに立候補することは、誰でもできますから、ぜひ立候補ください。
ソックパペットというのは、「この利用者は過去ブロックされた利用者と同質なのでブロックすべき」という場合に、同じ思想、同じ意見ということを「同質」というべきではないと考えます。その思想や意見も含むとしても、言葉の使い方や活動時間帯など、様々な方向から、同一人物またはその模倣であるかどうか、という判断をしましょう。「質」そのものが問題となるとしたら、それが新たな「荒らし」の類型と認められるかどうか、じゃないでしょうか。
ネット上で得られる情報だけでは、完全に同一であると認定することは困難です。同じPCを共有している場合もあるでしょうし、悪質な模倣という場合もあるでしょう。安易に「同一」としてしまうことは、悪質な模倣者の行動を、別の誰かのものとしてしまうことに繋がります。家に立ち入って、同一人物であることを確認するような権利を行使することはできませんから、事例にもよりますが、相当程度に類似性が確認できるとしても、ソックパペットを理由としたブロックでは「模倣」と書くことになります。--Ks aka 98 2009年10月5日 (月) 12:09 (UTC)[返信]
  コメントWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないは記事を書く上でのガイドラインですよね。何をもってソックパペットと見なして編集のコミュニティから退出願うかという基準の話とは違う話と思いますけれども。--おーた 2009年10月5日 (月) 14:05 (UTC)[返信]

つまらない質問なのですが、「AもしくはB」という理由でブロックということは、「Aならばブロック」と「Bならばブロック」が明示されたルールまたは不文律として存在するということですね?もしそれが不文律だけどルールとしてあったほうが都合がいいならば、明示すればよいし、明示しないから歪みが生じているのだと思います。--山間部 2009年10月5日 (月) 23:44 (UTC)[返信]

皆さん、御意見ありがとうございました。その中で私が最も共感したのは青子守歌さんの御意見です。私自身はウィキペディアの3大方針は記事の内容に限らずそれ以外でも(ソックパペットの認定のみならず、記事のレイアウト等においても)可能な限り適用すべきと考えている者ですが、余程の著名人が荒らし行為をしている場合を除き「ソックパペットかどうかの認定に「どの信頼できる情報源のどこのページに書かれているか」なんていうものを示すのはどう考えても無理」なのもまた事実ですから。「ソックパペットと認定する時にもう少し客観的な証拠を出して」というのが私の主張であることもまた青子守歌さんのご指摘の通りです。その観点からすれば山間部さんのおっしゃる「不文律だけどルールとしてあったほうが都合がいいならば、明示すればよいし、明示しないから歪みが生じている」という意見もまた正しいと私は考えます。

Ks aka 98さんのおっしゃる「ソックパペットの認定について、多くのことは、ウィキペディア上で検証可能です」ですが、ソックパペットの認定に関しましては記事空間でなされることは普通ないのでWikipedia:ウィキペディアへの自己言及には反しないと考えます。ただ「管理者やチェックユーザーに立候補することは、誰でもできますから、ぜひ立候補ください」とあるのは私にとっては時期尚早かと思います。何故なら私は3回も投稿ブロックを受けた者なので…。1つ弁解させてもらえば、ウィキペディアンにとってWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないWikipedia:中立的な観点の3つはより大切なものであると私は考えているので(正直、偏った記事や検証不可能な記事、独自研究を執筆するウィキペディアンは罪万死に値すると思います)、Wikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないWikipedia:中立的な観点を守れないユーザーに対しては暴言の1つや2つ吐きたくなることもあります。

ただ、おーたさんのおっしゃる「何をもってソックパペットと見なして編集のコミュニティから退出願うかという基準の話とは違う話」という意見には賛同できません。Wikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないWikipedia:中立的な観点は確かに「記事」の内容について「のガイドライン」ですが、例え記事の内容以外でも(ソックパペットの認定然り、記事のレイアウト然り)可能な限り適用させるべき方針であると思うからです。

何はともあれ、私の提案に対し真摯なご意見を下さった皆様には深く感謝申し上げます。これからもウィキペディアでは記事の内容は勿論それ以外の分野でもWikipedia:検証可能性Wikipedia:独自研究は載せないWikipedia:中立的な観点を厳守していきたいと考えております。--コバルトブルーとターコイズブルー 2009年10月11日 (日) 07:51 (UTC)[返信]