Wikipedia:井戸端/subj/印欧語を英語に機械翻訳した後に日本語に翻訳する事の是非

印欧語を英語に機械翻訳した後に日本語に翻訳する事の是非 編集

私は日本語以外だと英語だけはある程度読めるので時々翻訳をやっているのですが、記事によっては英語版より他言語版の方が充実している事があり、英語以外の言語版からの翻訳が可能であれば記事の大幅な改善が可能と思われる事が時々あります(具体例)。外国語と日本語の機械翻訳は質が低く、しばしば削除対象にあがりますが、一方で印欧語同士の機械翻訳ならば多少おかしい部分はあってもそれなりの精度で翻訳ができます。印欧語を機械翻訳によって英語に翻訳し、これを日本語に訳す事で編集を行う事は可能でしょうか。記事の質とライセンスの両面についてご意見を頂きたく思います。なお、私自身が想定しているのは特にドイツ語から英語のGoogle翻訳です。--Karasunoko会話2016年6月6日 (月) 12:20 (UTC)[返信]

初めまして。七比㐂乃貓と申します。ほぼ薬学関係の分野のみで活動しています。実は、ドイツ語→英語等々で記事を書いた事が有ります。ドイツ語→英語で作成された英語はネイティブ版よりも意味が取り易く、自分が理解している分野であれば質的には申し分無い記事が書けるのではないかと思います。ライセンスには詳しくありませんが、Googleの利用規約を読むと、「ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。」と有りますので、Wikipedia同士の翻訳と同じ考えで良いのではないかと思っています。詳しい方に解説をお願いしたい処です。それより気になっているのが、ドイツ語の出典をそのまま日本語版に持ち込んで良いのかという事です。差し替えられる資料は差し替えましたがそうでない場合もあり、日本語コミュニティ内で検証可能性が担保されていると考えて良いのか(ドイツ語コミュニティの検証を無条件に信じるのか)、という点です。--七比㐂乃貓会話2016年6月7日 (火) 09:34 (UTC)[返信]
こんにちは。執筆分野が近いのもあってよくお見かけしております。ドイツ語の出典の扱いについてですが、このような議論が参考になるかと思います。一般的には認められていると私は解釈しています。--Karasunoko会話2016年6月7日 (火) 10:38 (UTC)[返信]
  コメント翻訳ソフトについては規約を確認。ウィキペディアでのライセンスとしては、翻訳につかった言語版へのリンクを要約欄に。質は、記事次第、翻訳次第。事実をベースにした内容で、書かれている内容について一定の知識があるか、元の言語の知識が多少あれば、それなりの質で書けると思います。
もともとあった出典は、どの言語であってもそのまま残してください。日本語資料があるなら、それを追加する。日本語の出典により出典に対応する記述内容を完全に包摂できるなら置き換えてもよいですが、その記事の主題がその言語と強く結びついている場合や、元の出典が記述されている内容と強く結びついていて有益だと思われる場合は、残したほうがいい。
検証については、翻訳時までドイツ語版参加者コミュニティの検証を無条件に信じるわけではなく、ドイツ語版でも検証は継続されて行われるでしょうし、日本語版参加者コミュニティでもドイツ語が読める人や、その記事の内容に詳しい人によって検証は「可能」です。ドイツ語版から翻訳した記述と、英語や日本語文献の間で齟齬があったら、そこで再度調べなおしたりすればいい。--Ks aka 98会話2016年6月7日 (火) 12:42 (UTC)[返信]
コメントありがとうございます。翻訳ソフトのライセンスがクリアできれば後は通常の翻訳と変わらないという解釈でいいでしょうか。今後の参考にします。--Karasunoko会話2016年6月7日 (火) 14:10 (UTC)[返信]
  こんばんは。Karasunokoさんは、実際に独→英→日の翻訳を試してみましたでしょうか。
英→日と比べれば、独→英はマシだと思います。ただ、翻訳結果が「使えるレベル」かどうかは、また別だと思います。
10年ほど前、大枚はたいて多言語翻訳ソフトを購入し、実際に試してみたことがありますが、「参考にはなる」が「実用には耐えない」レベルでした。今はもう少し進歩しているかもしれませんが、私は懐疑的です。
機械翻訳の欠点は、その訳文の不自然さもさることながら、たまに有り得ない誤訳が吐き出され、しかもその理由が説明付かないことです。協同作業の場であるWikipediaでは、書いた文章に対して説明責任が伴います。誤訳があった際に、なぜそのような間違いをしたかと問われた際に「機械翻訳だから」は通じません。
もし、誤訳だらけの文章を投稿したとしても、ドイツ語上級者あるいは分野の専門家が、後から手直ししてくれるかもしれません。しかし、Karasunokoさん自身の評価はだだ下がりです。また、繰り返せば、そのうち抗議のコメントが寄せられると思います。
少なくとも、ある程度のドイツ語文法を理解し、「辞書を引けば訳せる」レベルでなければ、上記のような翻訳方法は止めときましょう。--Ashtray (talk) 2016年6月7日 (火) 15:41 (UTC)[返信]
こんにちは。Ashtrayさんに逆にお聞きしたいのですが、最近、独英翻訳を実際に試した事はありますか?自分はこの議題を追加する前に上記で例に挙げた記事の冒頭部について実際に独英翻訳をgoogle翻訳で行ってみましたが、私からすれば理解できる範囲です。10年前の翻訳ソフトと今のソフトが同じレベルとは思えないので、もしお試しでなければ、ぜひ一度お試しください。ついでに申しますと、私自身に関しては一応極々初歩レベルのドイツ語知識があるので全く無知という訳でもないです。辞書を引けば訳せると言うつもりもありませんが。さらにもう少し付け加えると、独英翻訳を機械翻訳でやったようなクオリティの文は英語版でも時々あります。--Karasunoko会話2016年6月7日 (火) 16:13 (UTC)[返信]
  コメント翻訳ソフトはそれなりに進歩してますし、元の記事の書かれ方、文体次第のところもあります。テキストを放り込んで出てきたものをそのまま投稿して記事にする、ということでは使い物にはならないでしょうけど、そこから意味を汲み取ったり、他の文献で補ったりしていくならなんとかなります。そこらへんは、語学力が足りないのに翻訳記事書くとか、日本語文献を読み取れないで記事を書くとかいうこともあるのですし、ツールの問題というよりは執筆における姿勢の問題だと思います。--Ks aka 98会話2016年6月7日 (火) 16:44 (UTC)[返信]
  そうですね。以前は、ドイツ関連記事を副アカウントで編集していましたが(最近ご無沙汰)、記事翻訳の「参考」とか、あるいはネタ探しの為に、何度かGoogle翻訳で独→日を試し、意味が通じない場合は独→英を試していた記憶があります。で、結局は一から十まで辞書を引いていましたね。機械翻訳だけというのは、考えもしませんでした。たった10年で、本当に「使えるレベル」まで進歩したのでしょうか?
記事冒頭の定義文くらいならば対応できるかもしれませんが、本文はどうなんでしょう。特に専門用語など。
独→英の機械翻訳で怪しい個所はきちんと独和辞典を引く、という努力を怠らなければ、まぁ、一つのツールとして「使える」かもしれません。ただ、繰り返しますが、機械翻訳だけ、というのはお勧めできません。--Ashtray (talk) 2016年6月7日 (火) 17:55 (UTC)[返信]
皆様、貴重なコメントを戴きまして有難うございます。機械翻訳だけで記事が書ける水準に至っているとは私も思っていません。あくまで英語訳を理解し、自分が内容を把握し、日本語で記述する、というステップを踏むものだと理解し実践しています。稀にドイツ語の単語が訳されずに吐き出されて来るので訳語探しに時間を割く事が有るのが実情です。機械翻訳の所為で内容が?な例は(独→英では)ほぼ心配不要と感じています。英→日は相変わらず悲惨極まりないですが。ドイツ語の参考資料をそのまま残す旨、承知しました。--七比㐂乃貓会話2016年6月7日 (火) 21:45 (UTC)[返信]