Wikipedia:井戸端/subj/段落開始での一字下げ

改行後の一字下げは必要ですか?不要ですか?禁止ですか? 編集

 私、二年ほど前にインターネットを、一ヶ月半ほど前にウィキペディアへの投稿を始めた者です。普通、日本語では文章の最初と改行後は一字下げて(空白にして)から次の行を書き始めますよね? だから私は大抵そのスタイルで投稿してきたのですが(※この文章の頭も見ての通りそうしました)、ウィキペディアを初めとしたネット上の文章では一字下がっていない事が圧倒的に多いと気付きました。それがウィキペディア(またはオンライン文章一般)の流儀なのですか? だとしたら改行後の一字下げはしない方がいいのでしょうか? 御教授願います。--Five-toed-sloth 2006年11月17日 (金) 04:26 (UTC)[返信]

Wikipedia:表記ガイド#空白に「全角空白( )を使って字下げ(インデント)したり、縦位置をそろえたりしない。」とありますね。--ゆきち 2006年11月17日 (金) 05:11 (UTC)[返信]
本当に字下げが必要であれば、それはコンテンツでなくスタイルシート(CSS)側で実装すべきです(実装できます)。--Ef3 2006年11月17日 (金) 05:30 (UTC)[返信]

ネット上での一字下げや、署名の右寄せなどは、結局のところ「迷惑な自己満足」に過ぎないと思う。全ネット利用者が「等幅フォントを使い」かつ「同じ画面ピクセル・同じ文字数」の設定でパソコンを使っているなら、送信者側の思ったとおりの表示が全ての端末で無理なく表現されるからいいでしょう。しかし、現実には無数の端末で無数の個別設定でPCは使われている。しかも大昔のパソコン通信ならいざ知らず、現在の標準はプロポーショナルフォントのため全角空白は他の文字より幅が狭く、少しでも段差を付けるという役目はまだ果たせるものの「均等な幅の一字空け」ができないため見栄えの向上には貢献しない。また、署名の右寄せをもし全角空白(たとえば署名前に20字挿入など)で行った場合は、それこそ受信者側の設定次第(たとえばPDAやPSPやDSブラウザなど横幅のない画面で見る場合)ではその署名は途中で次行送りになる可能性もあり、かえって見栄えは悪くなる。万民が見る掲示板や百科事典で、自分のPC環境(画面幅・文字フォント設定)での見栄えしか考慮しない「一字空け・署名右寄せ・全角空白の多用」をするということは、「日本文化の尊重」に名を借りた「個人のこだわりのお仕着せ」に過ぎないと思う。日本文化の尊重は大事だが、そういうこだわりの誇示は紙の手紙や知人へのメールや自分のサイト・ブログ「だけ」で思う存分発揮し、ネット、特に百科事典のような集合体では(欧米かぶれ・日本文化の否定みたいでイヤだろうが)無意味な空白それも全角空白の挿入などは、できればやめてほしいと思う。--無言雀師 2006年11月17日 (金) 06:16 (UTC)[返信]

「迷惑な自己満足」という発言は、それが事実であれ、言いすぎだと思います。パソコンに詳しい人はごく少数で、多くの人はそうした「システムの原理的なこと」まで気にせず、パソコンを使っています。その人たちを無知だと責めるのは、いささか行きすぎなのではないかと思うのです。
例えば、自動車の運転に、内部の仕組みまで詳しく知る必要があるのか…というのと似ています。致命的な事故を起こさない程度に、基本部分のみ熟知していれば良いと思うのですが…。どうしても徹底させたいならば、システム側で対応すべき問題ではないかと、私は思います。
根本的には、こうした「ネット上での文章」の書き方を、義務教育などで教えると共に、それを標準として政府が発表などしないと、なかなか徹底はしないでしょうね。--idea 2006年11月17日 (金) 06:28 (UTC)[返信]
段落頭の一字下げを含め、基本的には「見栄えは見る人の責任で」という事だと思います(私も「ふつ~ 80×25」の画面を経験しているのでなかなかマークアップによる文の整形に慣れないのですが、まあ郷に入っては郷に従えということですね)。 By 健ちゃん 2006年11月17日 (金) 10:12 (UTC)[返信]
言いすぎっていうか、なんというか。えーと、「単なる間違いを声高に偉そうに言った文章」という評価が適切なんじゃないだろうかと・・・辛辣で申しわけないけど。
文頭の一字下げは、日本語の基本文法のひとつであり、それが原稿用紙上であれネットであれ「迷惑な自己満足」とかなんとか言われるようなことではありません。段落を明確にするためには必要な技術なのでありまして。いったい何を言っているのか。
問題なのは、「文頭の一字下げを実現するためにどうしたらいいか」ってことの方で。ネットで安定して一字下げをするためには「文頭にスペースを入れる」ではだめであって、スタイルシートなどによる制御が必要である。ゆえに、文頭にスペースを入れるという方法で文頭の一字下げをするのはやめてくれ、と。このように話がつながるはずなんである。「文頭の一字下げの是非」と「文頭の一字下げを実現するための技術論」をとっちらかった上で「文頭の一字下げ」そのものを否定するというのは、ほとんど八つ当たりというか、かなりこっぱずかしい暴論だと思います。反省しといてください。
というわけでだ。おれはめんどくさいからやってないけど、スタイルシートによる制御で文頭の一字下げは実現できたはずであり、実現したい場合はそういう方法を選択してください、とアドヴァイスをするのが正しい。せっかくなんで誰か、そこらへんの解説でも書きませんか。--Nekosuki600 2006年11月17日 (金) 10:32 (UTC)[返信]
Special:Mypage/monobook.css
p { text-indent: 1em; }
なる記述を入れて保存し、指示通りに再読み込みすれば、段落行頭が一文字下げで表示されるようになると思います。詳しくはWikipedia:ユーザースタイルシートを参照してください。--Masao 2006年11月17日 (金) 10:50 (UTC)[返信]
掲示板なりウィキペディアなり、何らかの文字を送信して表示されるシステムで、わざわざ執筆者が空白を挿入しなくても、システム側で自動的に字下げ表示をする文化的で書き手・読み手に優しいサイトがあるなら、何ら問題はないし、読みやすいと思う。ただ、今回の聞き手は(あくまで当方の理解では)明らかに全角(又は半角)空白を用いた字下げ方式の是非を尋ねており、当方もその方式の是非を念頭においた返答をしている。また、(書込み時に当方が勝手に追加した部分ではあるが)署名右寄せについてもタブ(Tabキー)を使う場合は「必ずしも好ましくないとは言い切れない」と思ったので、そのことも想定してわざわざ「全角空白を挿入する場合は」と限定条件を付けてその範囲内での否定的意見にとどめている。加えて、聞き手を自己満足「だ」などと断定・断罪したつもりもない。あくまで「過ぎないと思う」との個人的見解を述べたまでである。これらの内容が「勘違い・偉そう」な発言であったかどうかは貴殿(Nekosuki600氏)の主観だからかまわないが、反省せよなどと命令される覚えはない。大体、当方の前発言のどこを読めば当方が「空白使用以外の字下げまで全否定している」と解釈できるのか理解に苦しむ。勝手に人の発言を曲解して「反省、暴論」などの表現を用いるなど、貴殿こそ無礼千万である。なお、貴殿の発言のご主旨(字下げそのものの是非と技術論を切り分けるべしとのご教示)については全く異論はなく、慧眼であるとすら思う。--無言雀師 2006年11月17日 (金) 11:01 (UTC)[返信]
補足する。もし当方が「いかなる字下げをも許容しない」態度なのであれば、最初の発言において全角空白を前提条件に用いたり、日本文化の尊重は大事だ、などと書かない。一刀両断に字下げはダメだと言うはずである。署名右寄せを否定的に語る部分でもわざわざ「全角空白の場合は」と謳っているように、この時点で当方は「Tabキーなどスペース使用以外の方法まで否定的に述べるのはやめよう」という切り分けをすることで、字下げそのものの全否定をしないように配慮している。このように全角空白の使用に固執して否定的意見を述べている以上、当方が文化面としての字下げそのものを全否定する意図が全くなかったことは明白であると考える。この点から、Nekosuki600氏の当方に対する評価は少なくともこの部分に限っては失当であり、不当な個人攻撃である。--無言雀師 2006年11月17日 (金) 11:39 (UTC)[返信]

えっと、インデントを戻して、議論がなんだか大きくなっちゃたので、利用者:Five-toed-slothさん向けにいちおう簡単にまとめ。あと自分の意見も少し入っています。

段落開始での全角空白での字下げは不要。これは

  • コンピュータ関係での文字はデータとして、装飾的なものは表示装置が適切に処理するという考えかたが古くから(それこそモノクロ表示しかないころから)あるから。これは英語などでもそう。
  • 字下げしてある表示がしたいなら、mypage/<theme>.cssのような各種スタイル指定用サブページに p { text-indent; 1em}のように記述を入れればよい。

というところでしょうか。なんか勝手なこと言ってると感じられたらごめんなさい。 --M-Falcon (talk/hist) 2006年11月17日 (金) 12:47 (UTC)[返信]

紹介されているCSS、ちゃんと機能しました。ご苦労さまです。ただ、編集メインの人は、現状使わないほうが良いかもしれませんね。編集しない人なら、問題ないですが…。--idea 2006年11月17日 (金) 13:49 (UTC)[返信]

不要です。 字下げをウェブで使うのは、日本だけです。横書きでも、インターネットでも先進国の欧米で、なぜインデントが使われないのかを考えるべきです。

インデントの目的は、段落を表示することです。「意味のつながった文章の最小単位です」と宣言するための一手段に過ぎません。 以下のリンクのイタリア語聖書を見れば分かる通り、ラテン語の世界では、ネットの遥か以前から、インデントを使うかわりに冒頭の文字を大きくしたり、改行することで段落を表示していました。 https://www.loc.gov/exhibits/bibles/other-bibles.html

日本のウェブも2000年以前は、圧倒的に、字下げなしでした。インデントは不要なスペースと理解されるため使わないのが常識でした。

現在では、公共サイト、新聞社等のメディアで、字下げを多用しているのは、(推測ですが)ひとつは、印刷物とのデータ流用の関係や、『「小学校で日本語文の冒頭は字下げする」と、習わなかったのか?』と、いうような低レベルの文法理論で、意見や抗議をする、上司や一般ユーザーの圧力で、字下げが主流になっていると思われます。対照的に外資系サイトなどは、字下げなしのスタイルが多いように思います。また、英文のビジネス文章も圧倒的に字下げなしのスタイルが主流です。

ちなみに、日本語の公式文書は、未だに明治時代のまま 句読点は使わず、 カンマ、ピリオド、 で(教科書スタイル)記述するルールだそうです。

そのため, いまだに教科書, 学術論文などは, その呪縛から逃れられず, カント, ピリオドで記述されているようです. --利用者:bluesrider9 2016年4月11日 (月) 18:55 (UTC)[返信]

項でのインデントを実現したい 編集

追加質問、失礼します。段落はじめのインデントを「CSS」で実現したように、項の記事部分をインデントすることって、出来ないでしょうか? 記事冒頭の一文字だけでなく、記事全体がインデントしてくれると、見やすくなるのですが…。(ここでは、:を使ってますが、こんな感じです)--idea 2006年11月17日 (金) 16:25 (UTC)[返信]
それはインデントではなくマージンやパディングの問題だと思いますけど。p{ padding-left:1em; }とすると全体が1字分ずれます。ずらしたい分だけ値を調節してください。--草薙 2006年11月17日 (金) 17:15 (UTC)[返信]
おぉ~っ! 非常にいい感じです。対応、ありがとうございました。個人的には、これをMediawikiでのデフォルト設定にして欲しいです。惜しむらくは、マークアップされた文章 (; とか * など) には、適応されない事ですね。これを解消する方法って、あるんでしょうか? --idea 2006年11月17日 (金) 17:43 (UTC)[返信]
指定をすれば解消できます。*や;を使ったときに使われるタグがそれぞれあるわけなんですが、そのタグに対してスタイル指定をすればずらすことは可能です。ul { padding-left:1em } と dl { padding-left:1em } を使えばとりあえず*と;が使われた場合はずらせると思います。スタイルシートの記述方式が分かれば単純なことですので、それを知ればより好みの表示にできるようになると思います。スタイルシートについて記述しているサイトはインターネット上に多数ありますので、一度ご覧になってはいかがでしょうか。それと、個人の好みに合わせて表示を調整できるのがユーザースタイルシートの利点であり、また他の人がその設定を絶対に見やすいと思うとは限りませんので、デフォルト設定にまでする必要はないと思います。--草薙 2006年11月17日 (金) 18:17 (UTC)[返信]
なるほど、だんだん理屈が分かってきました。ご指南、ありがとうございました。--idea 2006年11月17日 (金) 18:19 (UTC)[返信]

user:cpro/monobook.cssに見出し以外の記事全体について余白を設ける記述をしてみました。ご参考までに。CSSの学習におすすめのサイトも提示しておきます→HTML版『スタイルシートWebデザイン』--cpro 2006年11月20日 (月) 04:23 (UTC)[返信]

対応、感謝します。ありがたく、使わせてもらいます。これだと「表テーブル」なども、余白ができて見やすいですね。--idea 2006年11月20日 (月) 08:31 (UTC)[返信]