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記事の大規模な改稿での考え方について 編集

すいません。過去ログを探してもちょっと解らなかったので質問です。

相当以前に立項された記事に対して、内容の陳腐化が発生することがあると思います。例えば、規格(ISOやJIS)が大幅に改定されて、構成や用語などが一新され、記事と整合性がなくなる場合です。この記事の改稿をすると、現状の記述があまり残らない恐れがあるとします。そういった大規模な改稿をする場合に、

  • 現記述が殆ど残らない大幅改稿を行う。

このケースでは、記事の履歴だけを継承している状態となり、共同著作者が増えますが、改稿後の記事の共同著作者と言っていいものか?という疑問はありますし、元々の著作物が履歴だけになることが、著作者への配慮が足りない気がして気持ちが悪いです。

  • 現状の記事を「~規格 (~年)」と改名し、新たに記事を立項する。

このケースでは、それぞれの著作物として残りますが、旧規格の記事が単独立項されるべきか?という疑問は残りますし、同じ規格を扱う記事が複数あることは、利用者にも優しくないと感じます。

  • 現状の記事を「旧規格節」を作り、ある程度残したうえで、現規格に沿った加筆を行う。

これが最も中庸に思えるのですが、記事の分量が大幅に増えるうえ、旧規格の部分は蛇足、要らないものと感じる利用者もいるのではないかと思えます。

私の思いつく限りでは、こういった方法になるのですが、どれが良いのか?より良い方法はないのか?と悩んでいます。--Junknote会話2020年12月15日 (火) 03:40 (UTC)[返信]

  •   返信 「ISOやJISが大幅に改定」された場合についてでいうと、1つ目の選択肢は無いです。Wikipediaは「最新用語辞典」ではありません。過去のある時点において妥当だった記述は、「これはいつからいつまでのことだ」と明瞭にわかるようにしたうえで、当時のことを解説するといいでしょう。したがって、2つめか3つめの選択肢になります。
  • 2つめの方法を取る場合には、必要に応じて曖昧さ回避を行うこともよいでしょう。
  • 3つめの方法でもよいのですが、「旧規格」というよりは「X年からY年」のようにするのがベターです。(新旧などの区別は、結局、次の改定が行なわれると変わってしまう概念なので。)--柒月例祭会話2020年12月15日 (火) 04:40 (UTC)[返信]
  •   返信 柒月例祭さん、早速のコメントありがとうございます。拝読して腹に落ちました。私には「その当時、有用であったとして残すべき」という視点が無かったようです。ご教示ありがとうございます。--Junknote会話2020年12月15日 (火) 07:56 (UTC)[返信]
  •   返信 既に解決済のようですが蛇足です。ページの編集は大胆にのガイドもあります。ウィキペディアは一般向け百科事典なので、初心者を含めた一般人が理解しやすく、しかし歴史や議論も記載するのが理想に思えます。仮に用語が抜本的に変わったならば、冒頭(導入部)、概要などは見直し、しかし歴史などに重要な変更点(xx迄はyyであった、など)は記載すべきと思います。HyperText Markup Languageなど大抵の記事も歴史を含めています。ところで単なる例示とは思いますが、ISOやJISなどの規格は細分化されており、しかも抜本的に変わる事はあまり無いと思うので、用語が全面的に変わるような記事が現実にあるのでしょうか。失礼ながら、思い込みで大幅編集して問題とならないかと懸念しています。--Rabit gti会話2020年12月15日 (火) 09:20 (UTC)[返信]
  •   返信 Rabit gtiさん、コメントありがとうございます。蛇足なんてとんでもありません。頂いた情報を活用させていただきます。また、懸念点について触れさせていただくと、ISOやJISの製品規格は変更は殆どありませんが、マネジメントシステム規格は改正されています。私が手掛けようと考えているJIS Q 15001(個人情報保護マネジメントシステム)については、「個人情報」という用語を2006年版は個人情報保護法よりも厳しい定義づけをしていたものを2017年改正では、(その間に改正された)個人情報保護法の定義と同一にするとしたり、文書構造もISOが推し進めていたHLS上位構造に合わせて大幅改定され、使用される用語もがらっと変わりました[1]。現状の記事をそのまま(新規格に合わせて)改稿した場合は、大きく書き換える必要が出てきます。この規格が特殊なだけですが、私が今回ISOやJISと曖昧に例示したために懸念を与えてしまったことにつき、お詫びします。問題にならぬよう改稿作業するように研鑽します。--Junknote会話2020年12月15日 (火) 12:13 (UTC)[返信]
  •   返信 Junknoteさん、ありがとうございます。確かに変化の大きい主題ですね。上記に記載して頂いた趣旨を記事のノートページで宣言して1週間ほど異論が無ければ編集すれば、誤解などで揉める可能性も下がる気がします。また当記事の「制定の経緯」には既に2017年版の話も書かれているので、そこにも大幅改訂との説明を入れて、節名も「歴史」か「経緯」が良いような気がします。--Rabit gti会話2020年12月15日 (火) 12:31 (UTC)[返信]