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MANDARAで作成した地図のウィキメディア上での利用について

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MANDARAというフリーGISソフトがあり(公式サイト)、地理学の研究・教育や、高校での地理教育でも活用されているようです(CiNiiで検索すると具体例がヒットします)。このフリーGISでは主題図(特定の地理的事象について表示する地図)を作成することができます(例: 公式サイトのギャラリー の上の7つ)。

MANDARAで作成した地図のウィキペディア日本語版での利用を考えると、まず、地図関係の記事群における説明用の画像が挙げられます(私が現在作成中の記事でも使用できるかと思います)。他にも、地理的分布についての説明が行われている他の記事群においても、主題図のアップロード・表示により記事での解説の質の向上につながるのではないかと思います。

一方、地図を作成・アップロードする際は、地図の著作権も遵守することが求められます。もちろん、ウィキメディア上にアップロードする地図についても例外ではありません。ただし、MANDARAについては、開発者の方が、作成した地図の二次利用を予め許諾されています(公式サイト, 公式サイト「MANDARAについて」参照)。

ダウンロード時に付属している地図データ(公式サイト内でのデータ一覧)を地図データとして使用し、かつ使用する属性データについても二次利用可能な場合、MANDARAで作成した地図をウィキメディア上でアップロードすることは差し支えないと解釈できるでしょうか(付属の地図データはMANDARAでの使用が想定されています: こちらを参照)。

そして、アップロード可能な場合、作成・アップロードした地図が誤って削除依頼に出されてしまうことを防ぐために、何らかの注意喚起をしておくとよいのではないかと思っています。ノートで「MANDARAで作成。開発者による二次利用許諾あり(公式サイト参照)」などと記載しようかなと思ったのですが、c:Template:AerialPhotograph-mlitJPのようなテンプレートの作成が望ましいのでしょうか。

アップロード先は現時点ではjawpを考えています(二次利用許諾の文が日本語であることも考慮して)が、コモンズのほうがよいのでしょうか。

ウィキメディア上へのアップロードに際して、可能/不可能、あるいは著作権関係でのトラブル(誤認での削除依頼提出を含む)のリスクをできるだけ回避できるアップロード手続きの方法についてご意見・ご助言いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。--郊外生活会話2019年8月3日 (土) 16:49 (UTC)[返信]

  • 使ったことないのでよくわかりませんが、「付属地図データを使用して作った画像」あるいは「自作した地図データを使用して作った画像」であれば、とくに著作権的な問題はないように思います。
使用ソフトやその二次利用に関する説明書きを残す場合は、ノートよりもtemplate:informationのDescriptionの中に書いた方がいいと思います。コモンズへアップする場合でも同様です。文言は「開発者による二次利用許諾あり」よりも、「このソフトで作製した画像について、ソフト利用上要求される二次利用制約はない」ぐらいの方が明確かなと思います。
c:Template:AerialPhotograph-mlitJPのようなライセンス状態を記すテンプレートを特別に作る必要はないと思います。既存のライセンスの選択肢(cc by, cc by sa, cc0など)から選べば十分だと思います。そのソフトで製作した画像に対して二次利用制約が無いのだから、ソフトを使って画像を作った人(アップロード者)が、cc by, cc by sa, cc0など好きなライセンスで公開できるはずです。ライセンス選択あるいはアップロード可否に気を付けなればならないケースは、著作権フリーではない地図データをもとに作製するときぐらいだと思います。c:Template:AerialPhotograph-mlitJPは、国土情報ウェブマッピングシステムで作製した画像には一定の二次利用制約が存在するので、その利用条件(ライセンス)を明示するテンプレートがcc by, cc by sa, cc0などと別に必要なので用意されているということだと思います。
利用許諾の文が日本語でもコモンズでは受け入れられます。有用な画像ならば他プロジェクトでも共有できるようにコモンズへアップロードするのが理想的だとは思います。一方で、現実として言葉の壁による誤解やストレスはコモンズで時折り起こるのは事実だと思います。どこにアップロードするかは、アップロード者のお好きなようにしていただいてけっこうだと思います。--Yapparina会話2019年8月4日 (日) 07:14 (UTC)[返信]
  • Yapparinaさん、コメントありがとうございます。なお、MANDARAで作成した地図については1週間後を目処にアップしたいと思います(ほぼ同時に、現在作成中の記事もアップします)。アップしましたらこちらでも報告したいと思います。なお今後何らかの問題点に気づかれた場合は、このページなど関係ページでお知らせいただければと思います。--郊外生活会話2019年8月12日 (月) 12:51 (UTC)[返信]
  • MANDARAを少し触ってみました。その中で気になったのは例えば地価公示価格のグラフ作成で表示>背景画像設定ダイアログから表示画像としてシームレスでタイルマップサービスとして画像が選択できますので、意図せずライセンスが不明な画像を使ってしまう可能性があるように思います(勘違いかもしれませんが)。地理院の場合、基本測量成果であるかで測量法の申請が必要だったりしますので注意が必要かと思います。--115.38.235.23 2019年8月16日 (金) 11:35 (UTC)[返信]
  • 「背景画像設定」については付属の地図データについては初期設定では表示しないようになっていると思いますし、もし必要だとしても表示させない設定、あるいはライセンス上の条件を満たすものだけを適切に使用することが必要ですね(国土地理院のデータについても同様)。私がアップを考えていた主題図では背景画像は使用しない予定でしたが、ご指摘の通り、そこは要注意だと思います(なおIPさんのご指摘は、Yapparinaさんのコメントでの「著作権フリーではない地図データをもとに作製するとき」にも関連しています)。--郊外生活会話2019年8月17日 (土) 05:34 (UTC)[返信]
  •   報告 議論の流れを踏まえて、まずはMANDARAで作成した主題図としてファイル:New Articles by Prefectures of Japan Created on Japanese Wikipedia in July, 2019.pngをアップしました。トラブルのリスクを下げることも考慮し、まずは、基本的に日本語が使える人のコミュニティであるjawpでアップしています。このまま様子を見て特に問題がなければ、以降のアップロードはコモンズに移行したいと思っています。なおこの地図は、アップロード直後にリダイレクト起こしで独立記事化をした「主題図」でも使用しています。一連の編集についてご意見がある場合は、個別のファイル、記事については当該ページのノートへ、MANDARAの主題図のアップそのものについてはこのページで行っていただければ幸いです。--郊外生活会話2019年8月20日 (火) 05:04 (UTC)[返信]
  •   コメント 議論が終了してしまっているかもしれませんがコメントです。MANDARAへの読み込み時に標準データであればCSVファイルに原典が記されています。たとえば「日本市町村鉄道緯度経度」であれば「データは総務省統計局の国勢調査による」という形です。実際当該データは法上PDの取り扱いになります。ただ、まれに国土数値情報から持ってきている場合があるようですので、念のため「国土数値情報」は出典として挿入し画像制作を行っています。ご参考まで--Araisyohei (talk) 2019年12月14日 (土) 01:47 (UTC)[返信]