Wikipedia:井戸端/subj/info-ja対応の範囲

info-ja対応の範囲はどこまでなのか

編集

特に、管理者の皆さんに質問したいことがあります。いわゆる「info-ja対応」として人物記事本人や関係者の要請に基づいて管理者が人物記事について編集することが、これまでにも多数ありました。この「info-ja対応」は、具体的にはどのあたりまで影響が及ぶものでしょうか。私なりに考えてみた、対応の状況をあげてみます。

  1. 当該人物の記事のみ。
  2. 当該人物記事のノートや、他記事においての当該人物への言及など、ウィキペディア日本語版全般。
  3. info-ja要請の具体的な内容によって変わる。要請の内容が「当該人物記事のみ指定」であればそのように、「当該人物記事だけでなく他の記事も指定して日本語版全体で」であればそのように。

私としては、info-jaへの要請に沿って管理者が対処したならばそれは基準のひとつとして、当該人物記事のノートや他の記事にも適用されるのではないか、と考えています。この点について、一般の利用者の皆さんや、実際に対処された経験や対処への考え方もふまえた管理者の皆さんの意見を、お聞かせください。--試案橋 2007年9月4日 (火) 10:03 (UTC)[返信]

おそらく上記提案は現在ノート:テイ・トウワで自身に突きつけられた問題の答えを他の方に求めたものと考えられますが、事情を説明しますと当該ノートに於いて、項目人物の本名と国籍についての記載を削除したので「他者コメントの改ざんではないか」と指摘したところ、明確な理由を述べないまま態度だけは変えていないというものです。
ケース・バイ・ケースとは存じますが、当該人物については本名名義でCDや編曲、コメントが発表されていること、国籍についても本人および著名な第三者が言及していることから、アーティストの経歴と不可分であります。
仮に本人サイドの要請で記事本文への記載を見送ることを許容しても、ノートページの記載まで削除しようとすることは、後になって記述を見直す際に判断材料を減らすことであり、やりすぎであると考えます。
現在試案橋氏は「法的リスクがある」ことを理由に自身の行動を正当化していますが、具体的にどのような違法性があるかについては全く言及しておりません。説明できない行動を為したなら、素直にそれを認めて一旦現状復帰してから冷静に議論を進めていただきたいと苦言を呈する次第です。--Mt.Stone 2007年9月4日 (火) 16:46 (UTC)[返信]
info-ja のメンバーではありませんが、コメントを。公表されることが望まれていない情報であり、かつ除去対処が正当なものであると認められるのであれば、記事本文であろうとノートであろうと、対象の場所を選ばないでしょう。ウェブ上で公開されているという状態に変わりはないですから。
上記の例では抵触する可能性がある法はなく、絶対に訴えられないと確信しているいうことなのでしょうか? よくはわかりませんが信用毀損罪・業務妨害罪についてはどうでしょうか。
また具体的に問題となっている語を用いなくとも、「本名」「生年月日」などの語で、議論の対象を指すものとして代替できるのではないでしょうか。--Calvero 2007年9月4日 (火) 17:09 (UTC)[返信]
Info-Jaではない管理者です。個々の案件次第だと思います。対応によって除去された記述が他の場所にもあり、存命人物の伝記や検証可能性から除去が適切であると判断するなら、あなたの判断として、除去すべきでしょう。除去の判断に迷いがあるなら、そのまま放置するか、対処したInfo-Jaメンバーにウィキメールなどで公開を望まないかもしれない情報の拡散を避けながら連絡するということでもよいと思います。Info-Ja対応を根拠として、他の場所の記述の除去を正当化するのは、好ましくありません。Info-Jaへの依頼内容などがわからないまま、何らかの問題がある記述へ目を向けさせることで、より大きな問題へと発展する可能性があります。--Ks aka 98 2007年9月4日 (火) 17:31 (UTC)[返信]
>絶対に訴えられないと確信しているいうことなのでしょうか?
そのような確証はありませんが、根拠にしている以上は説明できるはずという前提で削除した方にお尋ねしているに過ぎません。また今回議論になっている個人の属性については本人が度々言及していたことでもありますので、そのことを記述したからといって違法性が問われる理由がわかりません。当該記事のノートにも書きましたが、悪戯に本名や国籍に言及したがる人のメンタリティもわかりませんが、それを目くじら立てて削除しようとする人のメンタリティもまた理解しがたいものがあります。--Mt.Stone 2007年9月4日 (火) 17:56 (UTC)[返信]

デビュー直後でよくわかっていなくて売れてないから本名出しても問題なかったけど、後で困って非公開にしたとか、子供ができて子供のプライバシーに関わるので非公開にしたとか、そういう事例があります。情報源は、十分に信頼できるものである必要があり、情報源を特定できない状態での記述は、控えるべきです。本人以外のインタビューでの発言などでは、話者が著名であっても、本人の公開/秘匿についての意向が反映されないこともありますから、あまり適切な情報源ではないでしょう。百科事典では、特に個人の詳細な情報を必要とするわけではないですから、書くべき理由がなければ書かなくてもいいし、問題なく公開されているなら書いてもよいという程度のものだと思います。本人からの依頼があるなら、それに合わせて対処する、ということになるかと考えます。法的リスクは検討する必要がなく、記事のなかでの必要性と、情報源の信頼性から記述すべきかどうかを考えるのがよいのではないでしょうか。本人名義のCDなどがある場合は、同一人物であることを示す強固な情報源があれば、記述することは可能だと思います。--Ks aka 98 2007年9月4日 (火) 18:45 (UTC)[返信]

今回のケースについて述べますと
  1. 著名になった後でも本名での発言と活動がある
  2. 同じく、JASRACで本名で登録された楽曲が多数ある(今調べてわかったんですが)
  3. 国籍について、自身が言及したインタビューならびにメッセージがある
以上より、殊更に秘匿すべき情報ではありません。ノートページなら尚更と考えます。
(上記の出典については当該ノートでご確認を)--Mt.Stone 2007年9月4日 (火) 19:11 (UTC)[返信]
著名になった後で、「当人」と「本名での発言・活動」を結びつける信頼できる情報源を示した上でならば、記述できるかもしれません。本文とノートは、書式上異なるところはあると思いますが、特に区別することはできないと思います。特定のケースについては、あまり関与するつもりもないですが、井戸端ではなくノートで議論を続けて頂くのがよいと思います。--Ks aka 98 2007年9月4日 (火) 19:27 (UTC)[返信]

ご意見、ありがとうございます。

  1. 記事とノートとの関係性(ノートは削除依頼以外ではどのような場合でも編集除去してはならないものなのかどうか)
  2. 過去に公開情報であったことと、最新のinfo-ja要請とのどちらを優先するべきか

など、管理者の方も一般の利用者の方もさらにご意見をお願いします。--試案橋 2007年9月6日 (木) 09:44 (UTC)[返信]

過去にinfo-jaに関わっていた経験からいえば、info-ja対応で動かなければならないのは、プライバシー関係が主なものでした。過去に公開情報であったことがどうかは(あれば)判例を参照すべきと考えます。通常名前空間であろうとノートであろうとweb上に公開されていることに変わりはないので、抵触するものは削除もやむをえないと考えます。というか、ノートだからいいんだといっても警察や裁判所は許してくれないでしょう。とはいえ、議論するうえで不都合をきたすのも確かです。議論が誰でも見られるとこで行われているから問題なのであって、それはメッセンジャーのチャットなど、ログがweb上に残らず、参加者を限定できるものを使うほかないかなあ、と今のところ感じています。2007年9月10日 (月) 13:14(UTC) S kitahashi 署名忘れ--S kitahashi(Plé)2007年9月10日 (月) 13:17 (UTC)[返信]

今頃になってですが、少しだけコメントです。

何となく、質問の前提としてInfo-jaの対応とか、管理者の対応というのは、「命令」の類であるという考え方があるような気がしたのですが、それは違うと思います。

こういうコンテンツは許容する、こういうコンテンツは許容しない、というのは、管理者が決めることではなく、法やウィキペディアの方針・指針、参加者コミュニティーの判断によって決まるものです。

また、個々の投稿者は、ルールに具体的な規定がない場合でも、違法な投稿をしてはいけないことに変わりはありません。仮にInfo-jaが「投稿してよい」と許可を出したとしても、それによって投稿者の法的責任が軽減されるとも思えません。(権利を侵害されることになる人がInfo-jaを通じて、特定のプライバシーに関わる情報の投稿を許可する旨を伝えてきた場合などはまた別かも知れませんが。)

Info-jaは、法的に問題があるものについては依頼があれば対応することがあるし、他にも法的に問題がなくても依頼者側の都合などでウィキペディアが編集できなければ誤記訂正などをすることもあるように思います。事情を知らない部外者には、ある訂正がこの両者のどちらにあたるのかを判別しがたいこともあると思います。また、あるひとつの訂正に両方の要素が含まれているような場合もあると思います。そうすると、記事中の内容が変更されたことが法的に何を意味しているのかは、いろいろと推測を重ねないとよくわからないということがままあるのではないかと思います。

明らかに安全なのは、ノートにも書かないことだと思いますが、場合によっては法的な問題がないこともあるかも知れませんし、ノートの範囲であれば、議論の文脈などによっては、プライバシー侵害ではあるけれども違法性が棄却される、というようなケースもあるのかも知れません。その判断については書き込みをする個々人が責任を負っているように思いました。わからなければInfo-jaに尋ねるとか、特定の情報の掲載が問題ないと考える根拠があれば、それを具体的に伝えて、Info-jaから権利者側に伝えてもらえるかどうか、そうして権利者側の見解を聞けるかどうかを探るというのもありかも知れないと思いました。

また、(あまり本題に関係ないかも知れませんが、)Info-ja対応に対して、差し戻しをすると、Info-jaと、苦情を述べている側と、差し戻しをした人の間でトラブルになり、事態の解決を面倒にすると思うので、対応に不満があって差し戻しやそれに類する行動をとりたければ、どのような投稿をしたいか、それがどのような理由で法的に問題がないかを述べてInfo-jaに伝える方がいいと思います。Info-ja側はそれを苦情を述べた人に伝えて、両者で合意点を探ってもらうというようなこともできるでしょうし、だめなら法廷で争うことになるかも知れませんが、その場合も削除なり除去なりを主張する側と、掲載を主張する側が争う形になりやすいと思います。こういう係争に、Info-jaを巻き込まない方がいいだろうと思います。(Info-jaのメンバーは個々の案件について詳しい知識を有しているわけでもないですし、人数も少ないので、そういう係争に巻き込まない方がいいだろう、と思います。)

こういう考え方だといろいろ不都合がありそうで、もう少し工夫の余地がないものか、ということも感じますが、とりあえず。。Tomos 2007年9月24日 (月) 21:24 (UTC) (読み返して意味が取れない部分が多かったので大幅に書きなおしました。Tomos 2007年9月26日 (水) 17:30 (UTC)[返信]

(コメント)Info-jaは案件1つ1つについて、それぞれにその時点での採れ得る限りの最善の対応をしていますので、案件1つ1つの結果の背景事情はそれぞれ異なります。従って、それを1つの基準とすることは、賛成しません。個々の投稿は、それぞれの投稿者の方が責任を持って、諸法規・社会通念に反しない内容を投稿されるものですので、自身の投稿に自信がない方は、それぞれ諸法規や判例をお読みになって、投稿されればよいのではと思います。あと、Wikipediaは百科事典を共同で作成するプロジェクトであって、自身が書きたいことを、その欲のままに他人の迷惑を顧みずに書くところではありません。何かをネット上で書きたい場合には、自身のサイトやblogで行えばいいことであって、わざわざここで書くことではないかと思います。--Kstigarbha 2007年9月30日 (日) 05:25 (UTC)[返信]