Wikipedia:査読依頼/アロマテラピー 20141226

アロマテラピーについて大幅な加筆を行いました。ネット、書籍共に信憑性のない情報が非常に多いため、医学、化学、医学史、薬学史、技術史、錬金術史などと照らし合わせて、できるだけ情報をふるいにかけています。中立的になるよう気を付けましたが、執筆者がほぼ私ひとりであり、典拠にたる日本語の書籍が乏しいので、ご意見をいただきたく査読を依頼しました。よろしくお願いします。やまさきなつこ会話2014年12月26日 (金) 11:54 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
化学的側面や歴史的側面など包括的で豊富な内容が記載されていると思います。特に歴史節に関しては、色々な文献をあたりながら、古代から現代までのアロマテラピーに関する歴史が上手く構成できているように感じます。ただし、前にWikipedia:メインページ強化記事投票所での推薦記事を選んでいるときにも実はこの記事は読ませていただき、そのときも感じたことですが、批判を行っている記述に出典が示されていないことが多数ある点は問題かと思います。一部を挙げますと、
  • アロマテラピー#精油原料の乱獲と自然破壊」節の「日本でもアロマテラピーは普及し、精油の消費量は急速に増えているが、環境面の問題はあまり認識されていない。そのため、精油を購入する際に、環境に配慮して作られた製品か、フェアな取引がなされているかといった情報を提示するメーカーはごく一部である。適正価格とは言えないような安価な精油も流通しており、偽和によって水増しされた精油が100パーセント天然と偽って販売されるケースも懸念されている。」
  • アロマテラピー#日本」節の「多くのアロマテラピーの民間資格が作られ、資格の授与やセミナーの開催などの資格商法が行われているが、科学的に証明されていないことを事実として教えたり、対応が不十分であるなど、問題視されるものもある。」
などが該当します。さらに、こういう批判を行うような記述は、「○○という肩書の△△は、~~という点が問題であると指摘している」という風に、その意見を述べるものは誰かを明記する方が、読者への公平性確保のためにも、中立的観点のためにも望ましいと思います。Wikipedia:言葉を濁さない#意見の持ち主を明示するもご参考ください。
その他の箇所も出典が不足しており、独自調査・独自研究と思われかねない記述があるので、文献などを調べながら書かれているなら、もう少ししっかり出典を示した方がよろしいかと思います。1つ例を挙げさせていただきますと、
  • アロマテラピー#アロマセラピスト」節の「アロマセラピストとはアロマテラピーを行う治療者と考えられるが、アロマテラピーを定義することと同じく、アロマセラピストを定義することは困難である。公的な資格がないため、ごく短い教育しか受けていなかったり、十分な知識を持っていなくても自称することができる。リラクセーション目的でアロマテラピーを行う非医療従事者も多数存在するが、その知識、技能には大幅な差がみられる。」
などです。信頼できる情報源に相当するような出典が用意できそうになければ、消去して、出典で事実関係を保障できる範囲のみに記述を留める方がよろしいかと思います。門外漢なので更に加えるべき話題などを指摘することはできませんが、アロマテラピーに関する豊富な内容が既に示されているように思われますので、上記のような問題点が無くなれば、良質な記事になると思います。以上よろしくお願いします。--Yapparina会話2014年12月26日 (金) 14:41 (UTC)[返信]
査読いただきありがとうございます。こういう意見を求めていたので、大変ありがたいです。出典については、段落の場合一番最後の文章につけたりしていましたが、そういうのはよくないですね。だいぶ飛ばしていた出典もありますし、気がついたものは修正しました。誰が言ったというのも書きたいとは思うのですが、日本のアロマテラピーの世界が、とある大きい団体の一党体制になっており、ここのレベルが微妙で、さらに偉い先生が名義貸しをしているため、批判的な意見が出にくい状況です。ある程度権威があり、発言と名前を明確に結び付けられるのは、日本語ではバルチン女史と高山林太郎先生くらいでしょうか。他にプロですばらしい内容の発言をされている方もいるのですが、ネットでは匿名で、書籍はありません。たくさんの文献を当たって妥当な内容になるようにしていますが、「アロマテラピー」とつく日本語の本の大部分が出典として使えないので、なかなか難しいです。出来るだけ詰めて、修正していきたいと思います。--やまさきなつこ会話2014年12月26日 (金) 16:38 (UTC)[返信]
【感想】 ──専門外の方による感想。
Hanabishiと申します、よろしくお願いいたします。wikipediaの主旨は日本語版であっても日本に偏らず世界視点で書くというもので、それは正しいのですが、ただそれにしてもやはり読者は日本語話者がほとんどのハズです。その中に置いて「6 歴史 - 日本」の部分が多の部分と比較して出典がやや減少するということは少し不親切であり、またこの記事がGA、FAとさらなる発展と評価を得ていく場合にコンセンサスを得られない要因になるように感じます。「補完・代替医療としてアロマテラピーに関心を寄せる医療関係者も増えている。1997年には、臨床医を中心に組織された医療従事者の全国的な研究団体・日本アロマセラピー学会が設立された。」などは日本アロマセラピー学会が一般社団法人ということもあり、そこの文章を論拠とすれば簡単に出典はつくと思いますが(私がつけておこうかと思いましたが、査読中のため控えました)、他の部分もできれば信頼できるジャーナルや成書などから出典がもう少しつくと良いのではと感じました。--Hanabishi会話2015年1月1日 (木) 09:14 (UTC)[返信]
気がつかなかった箇所をご指摘いただき、ありがとうございました。日本での歴史は加筆前からまとまった文章があり、その時から出典がないのですが、たしかに出典が必要ですね。何を参考に書かれたのかちょっとわからないのですが、ご指摘の日本アロマセラピー学会の設立など、現時点で追加できる出典は追加してみました。日本での普及に関しては、これといった文献が思い当たらないので、もう少し探してみます。--やまさきなつこ会話2015年1月3日 (土) 11:43 (UTC)[返信]

有益な助言をいただくことができましたので、期間終了前ですが、査読を終了させていただきます。アドバイスを念頭に県下最大の図書館まで足を延ばしたところ、使える資料を見つけることができました。研究者や医師向けの本なので、読み込んでまた改善したいと思います。どうもありがとうございました。--やまさきなつこ会話2015年1月29日 (木) 12:11 (UTC)[返信]

【その他】 ──表記・文体など