Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/パルティア 20180411
選考終了日時:2018年4月25日 (水) 00:03 (UTC)→2018年5月9日 (水) 00:03 (UTC)
- (自動推薦)2018年3月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot(会話) 2018年4月11日 (水) 00:03 (UTC)
- 賛成 力作で、古代のあまりよくわかっていないことも多い国家について、よく頑張ってまとめられていると思います。文化面で、服飾にまで言及しているのであれば、パルティアの食料はどんな感じであったのか、というところが気になります。パルティア料理をローマが評価していたそうですし。また、まだ推敲の余地があるかな、と感じました。「ローマとの戦争と交渉」の節、「アナトリア地方ではローマとポントス王国の王、ミトラダテス6世(在位:前119年-前93年)の間に第三次ミトラダテス戦争が勃発した」とありますが、ミトラダテス6世が「ローマとポントス王国」の王、なのかと思ってしまいました。ローマと、ポントス王国の王ミトラダテス6世、ということですよね。またローマが国名なのに、その対戦相手が国王というのも、不統一な感じがします。戦争は国同士のものかな、と思います。読点の入れ方で読み違いが生じそうなところが、他にも見受けられました。--Tam0031(会話) 2018年4月16日 (月) 14:42 (UTC)
- ありがとうございます。とりあえず上記箇所は修正しました。アピシウスの記述についての情報はちょっと確認できないのですが、相馬氏の書籍の記述を元に食料については注釈を入れてみました。--TEN(会話) 2018年4月16日 (月) 16:10 (UTC)
- 賛成 マルズバーンがセレウコス朝時代まで遡る云々といった英語版の怪しい内容を精度よく削除されておられるのが、ナイスと思いました。パルティア軍の一番目立つ騎兵がカタフラクトという記載も怪しいので、時間がありましたら確認をお願いします。あと、王の名前で「フラーテス」はギリシア語読みの「プラアテス」がよいのではないかと思います。たしかシェルドン2013はそうだったはずです。--ねをなふみそね(会話) 2018年4月19日 (木) 11:10 (UTC)
- コメントありがとうございます。英語版は秀逸な記事になっていたのでワクワクしながら翻訳してみたらガッカリな出来でした(^^;。王名表記は明確な指針を持っていないのが正直なところです。とりあえずご指摘の通りシェルドン2013はプラアテス表記であるため、そのように変更しました。私にとって軍事史は不得手な分野であり、カタフラクトについてはあまり有効な改善ができませんでした。日本語の資料を見る限り、確かに「一番目立つ」というのは言い過ぎであるように思えたので、このフレーズは除去しました。パルティアの重装騎兵をカタフラクトと呼ぶのが適切なのかあまり確信が持てないのですが、一応シェルドン2013のp49で重装騎兵にカタプラクトスのルビがふられていることと、ガイボフ2003のp11でやはりカタフラクタルとルビがふられていることから、言及自体は残しました。--TEN(会話) 2018年4月21日 (土) 12:24 (UTC)
- 出典の確認ありがとうございます。王の名前、ギリシア語読みで表記して、鍵括弧でパルティア語(?)読みを入れるスタイルのようにお見受けしましたので、それで統一すれば、という提案でした。あと、カタフラクトについては、ローマの重装騎兵のことを言うと、私が勝手に思い込みしていました。パルティアの重装騎兵をもその名で読んでいる文献があるということですので、問題ないと思います。それから、あくまで自分だったらこうしたい、という次元の話ですが、パルティアとローマの間の戦争の歴史、戦史部分については、分割して別の記事にしたいかなと思います。いずれにせよ、興味深い記事の大幅加筆、ありがとうございました。--ねをなふみそね(会話) 2018年4月22日 (日) 10:57 (UTC)
- 王名についてのは理解しました。おっしゃる通りで基本的な発想としては良く知られていると思われる通用名(大体ギリシア語風になりますが)をベースに、日本の研究者(具体的には伊藤義教氏と春田晴郎氏)の資料でパルティア語のカナ表記が確認できる人名についてのみ、初出時に原音を括弧書きしていました。戦史部分は無駄に詳細な気もするので分割は良い案だと思います。ただ、具体的な構想があるわけではないので当面私の方ではそれには手が付かないと思います。選考ありがとうございました。--TEN(会話) 2018年4月22日 (日) 13:49 (UTC)
- 出典の確認ありがとうございます。王の名前、ギリシア語読みで表記して、鍵括弧でパルティア語(?)読みを入れるスタイルのようにお見受けしましたので、それで統一すれば、という提案でした。あと、カタフラクトについては、ローマの重装騎兵のことを言うと、私が勝手に思い込みしていました。パルティアの重装騎兵をもその名で読んでいる文献があるということですので、問題ないと思います。それから、あくまで自分だったらこうしたい、という次元の話ですが、パルティアとローマの間の戦争の歴史、戦史部分については、分割して別の記事にしたいかなと思います。いずれにせよ、興味深い記事の大幅加筆、ありがとうございました。--ねをなふみそね(会話) 2018年4月22日 (日) 10:57 (UTC)
- コメントありがとうございます。英語版は秀逸な記事になっていたのでワクワクしながら翻訳してみたらガッカリな出来でした(^^;。王名表記は明確な指針を持っていないのが正直なところです。とりあえずご指摘の通りシェルドン2013はプラアテス表記であるため、そのように変更しました。私にとって軍事史は不得手な分野であり、カタフラクトについてはあまり有効な改善ができませんでした。日本語の資料を見る限り、確かに「一番目立つ」というのは言い過ぎであるように思えたので、このフレーズは除去しました。パルティアの重装騎兵をカタフラクトと呼ぶのが適切なのかあまり確信が持てないのですが、一応シェルドン2013のp49で重装騎兵にカタプラクトスのルビがふられていることと、ガイボフ2003のp11でやはりカタフラクタルとルビがふられていることから、言及自体は残しました。--TEN(会話) 2018年4月21日 (土) 12:24 (UTC)
- コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031(会話) 2018年4月25日 (水) 13:51 (UTC)
- コメント これほどまで詳細に調べ上げられた記事はそうそうないです。正直にすごいです。気になった点ですが、文化が花開いたということは、経済が豊かであった証拠だと思います。参考にした出典の中に経済(産業・交易)の情報はございますでしょうか?--切干大根(会話) 2018年4月25日 (水) 15:04 (UTC)
- コメントありがとうございます。戦後出版されたパルティアについての論考を集めた和書は本文に反映していないものも含めかなりの割合で手元にあると思っているのですが、精々パルティア王が黄金の装飾品を持っていたとか、宮殿が豪華に飾り付けられていたとか、そういうレベルの史実かどうかもわからない逸話を持ってくるのが関の山という感じです。パルティア経済に関してまとまった情報はほぼ存在しないと思います。いろんな本の断片的な記述をつなぎ合わせればそれっぽくはできるかもしれませんが、資料の扱い方的にはNGだと思うので、残念ながら経済について私の方で意味のある加筆はできないです。--TEN(会話) 2018年4月26日 (木) 13:47 (UTC)
- 賛成 シルクロードによる交易で経済的な繁栄をしたと推定します。シルクロードや古代オリエントを扱った書籍を見れば、この時代の経済を調べることができるかも知れません。機会があれば調べたいと思います。お返事ありがとうございました。--切干大根(会話) 2018年4月27日 (金) 09:59 (UTC)
賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031(会話) 2018年4月29日 (日) 14:48 (UTC)