Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ラファイエット 20201011

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選考終了日時:2020年10月25日 (日) 00:04 (UTC)2020年10月28日 (水) 10:00‎ (UTC)2020年11月11日 (水) 10:00‎ (UTC)

  • (自動推薦)2020年9月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2020年10月11日 (日) 00:04 (UTC)[返信]
  •   情報 ケースB-1: 著作権侵害で「Wikipedia:削除依頼/ラファイエット」が10月7日に提出されています (「Wikipedia:コメント依頼/IP群による2005年の剽窃案件」で発生している大量剽窃の一つです。)。念のため申し上げておくと、月間強化記事賞で評価された版では、著作権侵害を起こした2005年の版を完全に白紙化して全面改稿しているので、月間賞の選考そのものには全く問題ありません。しかし月間賞受賞やGA選考中を人目が付く「Wikipedia:コミュニティ・ポータル」に個別リンク付きで掲載することは、著作権侵害コンテンツの意図的な拡散になりますので、法的に問題ありと判断しました。よって、削除依頼がクローズされるまでの暫定措置として以下2点を提案中です。
  1. コミュニティ・ポータルへの掲載リンクをコメントアウト
  2. 当GA選考を保留とし、WP:GANへの参照読み込みをコメントアウト
議論詳細は「Wikipedia‐ノート:月間強化記事賞#削除依頼審議中の記事の取り扱い」をご参照下さい。現時点で、選考終了日時:2020年10月25日 (日) 00:04 (UTC) となっていますが、もし上述の暫定措置がとられるならば、削除依頼がクローズしたことを第三者が確認した時点から+2週間を選考終了日時に「初期」設定すべきと考えます。--ProfessorPine会話2020年10月11日 (日) 03:03 (UTC)[返信]
  •   賛成 文章がやや翻訳調なのが気になりますけど、生涯や評価など一通りの説明が揃っているものと思います。--Tam0031会話2020年10月21日 (水) 14:13 (UTC)[返信]
  •   賛成 生涯、政治家としての信条、評価とトピックが抑えられており、全体として良質な記事の目安を満たしていると思います。この時代の歴史に詳しくないので、「結婚のプレゼントとして約束されていた竜騎兵の隊長となった」というくだりのみ違和感があり、当時はプレゼント(結婚祝い?)として昇進が約束されるという慣習があったのか気になります。--伊佐坂安物会話/履歴2020年10月26日 (月) 14:26 (UTC)[返信]
  •   コメント 選考期間終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031会話2020年10月30日 (金) 13:11 (UTC)[返信]
  •   賛成 加筆者です。英語版FAの翻訳を若干日本語文献(ラファイエットは有名人のわりに日本語の伝記とかがほぼない)で補強したもので、出典付きで一通りのことが記述されており、自薦票になりますがGAの水準を満たすものと考えます。なお伊佐坂安物さんご指摘の結婚祝いの昇進の件、当時の風習は正直よく分かりません。まあ妻の実家が有力貴族なので、そのコネで昇進したのではないかと。--Iso10970会話2020年11月10日 (火) 02:29 (UTC)[返信]
  •   賛成 Tam0031さんご指摘の通り、私も翻訳がやや硬いと感じます。普段のGA選考時には、読み進めるのが苦痛で途中脱落したくなる記事をお勧めしづらいとの理由で翻訳の質は辛目に見ています。ですがこの記事に限ってみると、そのキズを上回る説明素材の良さが光っていると感じますので賛成票を投じます。人物伝の場合、職務経歴書の羅列のようなブツブツと切れた文章が並ぶか、またはトリビア的なネタが大量に盛り込まれている割に、その人物が百科事典に載る理由というコアな部分が欠損しているパターンというのをよく見かけます。ですがこの記事はこれらの問題点がないです。具体的には、主題人物の行動を支える「外的環境」と「内的感情」が折り込まれている点が良かったです。たとえば、なぜフランス貴族がアメリカで活躍したのか?という読者の素朴な疑問に対し、騎士道に満ち溢れた家系であることや、幼少期に対英戦で父を亡くしてイギリスを恨んでいたことが動機の一つとして描かれていることで、上手く疑問を解消してくれています。また、単純に英語版から翻訳してくるだけでなく、通史的な和書を使ってIso10970さんの方で補強された点も、読みやすさが増した要因だと思います。以下、さらなるブラッシュアップができそうな点を述べます。
  1. 【フランス人権宣言】概要節では「トーマス・ジェファーソンの助力を得て、人間と市民の権利の宣言の作成を手伝う」とありますが、名士会と三部会の節では「ジェファーソンの助言を受け執筆した「人間と市民の権利の宣言」の草案を議会に提示した」とあります。単なるお手伝いなのか、起草者なのかでは大きな違いがあります。私が軽く調べた限りでは、ラファイエットが筆頭起草者としてクレジットされている例として、British Libraryがありました。フランス人権宣言は現代でもなお、憲法のように尊重されている重要な法であり、特筆性はかなり高いので、ラファイエットの実質的な寄与度をどう見るかきちんと整理した方が良いでしょう。
  2. 【知性】10代後半から20代にかけては、アメリカで戦争に明け暮れていたので頭の中まで筋肉でできていそうな人物のように描かれています。しかし、30代前半でフランス人権宣言を起草し、しかも要人のジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンらと懇意な関係を既に構築していました。おそらくアメリカへ出航する前から、英才教育を受けて自然権などの書物も読み込んでいたのではないかと思われます。このあたりの知的な素地が、もう少し「生い立ち」の節で補強されると分かりやすさが増すと思います。また後ろの方の「信条」の節に言及されている内容の一部は、「概要」節で軽く触れておいた方が、「フランス革命」などの節を読む上でよりスムーズに入っていきやすいと思います。
  3. 【節名と中身の不一致】たとえば「生い立ち」の節に死ぬまで幸せな結婚生活だったことが書かれていたり、「フランスを経つ」>>「アメリカ独立運動と出会う」の節の第一段落で舞踏会の話が出てきますが、独立運動参加の契機と関係しない文脈です。そもそも独立運動に出会った後、フランスを経つ時系列ですから、この目次階層構造がおかしい気が。
  4. 【行軍の説明】「アメリカ独立戦争」の節まるごとですが、この箇所は読んでいて苦痛でした。昔の地図画像を用いて行路を視覚的に見せている点は良いものの、土地勘のない人間には伝わらないでしょうし、画像が不鮮明で文章の補足説明にならないといいましょうか。画像加工が得意な方がいらっしゃれば、現代の地図を元にした画像の作成をお願いしたいです。
  5. 【ページ名】「ラファイエット」というページ名でいいのだろうかと疑問が残ります。「ラファイエット (曖昧さ回避)」上では他と判別がつくように「ラファイエット侯爵ジルベール・デュ・モティエ」と表記されています。また英語版でも Gilbert du Motier, Marquis de Lafayette になっています。イギリス貴族の場合は命名規則が厳格に運用されていますが、これに準ずるようなフランス貴族の命名規則はないのでしょうか? どなたかお詳しい方がいれば、フォローお願いしたいです。
選考締切ギリギリで、講評がやや乱文になってしまいました。すみません。--ProfessorPine会話2020年11月11日 (水) 06:14 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成4票のため、通過となります。--Tam0031会話2020年11月11日 (水) 15:15 (UTC)[返信]