Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/ルイーザ・メイ・オルコット 20220611
選考終了日時:2022年6月25日 (土) 00:04 (UTC)→2022年7月9日 (土) 00:04 (UTC)
- (自動推薦)2022年5月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot(会話) 2022年6月11日 (土) 00:04 (UTC)
- 報告:選考終了日時までのコメントが困難ですので、選考期間を2週間延長致します。--Falcated(会話) 2022年6月23日 (木) 12:54 (UTC)
- 賛成 :『若草物語』刊行までの半生が壮絶だったことを初めて知りました。良質な記事の基準としては文句のない記事内容だと思いますが、二点ほど。
- 若草物語の節は分割提案タグが貼られていましたが、私も同意です。本記事には簡潔に記載するに留め、大部分は若草物語に転記した方がよいかと思います。
- 小節で文が長大な所があり、少し読むのに苦労しました。可能であればもう少しだけ分量を調整頂ければ、より読み易くなるかなと思います。
- とはいえ、女性の一生を描き切った良作と考えましたので、賛成票を投じます。執筆お疲れさまでした。--河川一等兵(会話) 2022年6月29日 (水) 14:23 (UTC)
- 賛成 色々あるみたいですけど良質な記事の目安はクリアしてると思います。twitterでも高評価ですので良質な記事にふさわしいと思います。--きとなら(会話) 2022年6月30日 (木) 12:25 (UTC)
- 返信 返信は下に追加していく形でよかったでしょうか?大変な量の記事ですし、精査いただきありがとうございます。「若草物語」節は分割しました。分量の調整に関しても、少し時間がかかるかもしれませんが、対応しようと思います。節をもう少し多く分け、父親に関する内容を整理するということを予定しています。オルコットの伝記作家が、両親が衝撃的なので、幼少期を書く時、両親について書きすぎないよう気を付けた、あくまでオルコットの伝記なので、と言われていて、なるほどと思ったのですが、オルコットの人生が両親と一体的なものなので、結婚のエピソードなど、どこまで削ればいいのか悩みどころでもあります。--呉野(会話) 2022年6月30日 (木) 13:22 (UTC)
- 返信 確かにオルコットと両親の関係は不可分(特に父親)のような気がしますし、なかなか思案の為所かと思います。父親の一生もまあ波乱万丈なので、思い切って父親の記事を一本書いてしまうというのありかも知れませんね(英語版にはあるようですが)。--河川一等兵(会話) 2022年6月30日 (木) 15:54 (UTC)
- 返信 そうですね。記事を作るのも考えましたが、波乱万丈かつ矛盾した(奴隷制に反対しながら、南部の奴隷農園主の生活に憧れていたというような)人で、自己流の哲学は独特、自由な教育への影響もあるという奇妙な人で、記事を作るのも大変そうなので、いったん可能な限り記事内で整理してみます。--呉野(会話) 2022年7月1日 (金) 13:37 (UTC)
- 返信 面白そうな内容になりそうなので、是非読みたい気もしますが、ゆっくりで良いですよ。--河川一等兵(会話) 2022年7月1日 (金) 14:47 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。ぼちぼち考えてみますね。--呉野(会話) 2022年7月3日 (日) 14:23 (UTC)
- 返信 面白そうな内容になりそうなので、是非読みたい気もしますが、ゆっくりで良いですよ。--河川一等兵(会話) 2022年7月1日 (金) 14:47 (UTC)
- 返信 そうですね。記事を作るのも考えましたが、波乱万丈かつ矛盾した(奴隷制に反対しながら、南部の奴隷農園主の生活に憧れていたというような)人で、自己流の哲学は独特、自由な教育への影響もあるという奇妙な人で、記事を作るのも大変そうなので、いったん可能な限り記事内で整理してみます。--呉野(会話) 2022年7月1日 (金) 13:37 (UTC)
- 返信 確かにオルコットと両親の関係は不可分(特に父親)のような気がしますし、なかなか思案の為所かと思います。父親の一生もまあ波乱万丈なので、思い切って父親の記事を一本書いてしまうというのありかも知れませんね(英語版にはあるようですが)。--河川一等兵(会話) 2022年6月30日 (木) 15:54 (UTC)
- 返信 返信は下に追加していく形でよかったでしょうか?大変な量の記事ですし、精査いただきありがとうございます。「若草物語」節は分割しました。分量の調整に関しても、少し時間がかかるかもしれませんが、対応しようと思います。節をもう少し多く分け、父親に関する内容を整理するということを予定しています。オルコットの伝記作家が、両親が衝撃的なので、幼少期を書く時、両親について書きすぎないよう気を付けた、あくまでオルコットの伝記なので、と言われていて、なるほどと思ったのですが、オルコットの人生が両親と一体的なものなので、結婚のエピソードなど、どこまで削ればいいのか悩みどころでもあります。--呉野(会話) 2022年6月30日 (木) 13:22 (UTC)
- 賛成 オルコットの両親は確かに相当な影響があるようなので、この記事に一緒に書かれていてもそれほど違和感はありません。若草物語のところはあまりに長大だと感じましたが、既に分割転記されたようですのでよくなったと思います。若草物語の側で書くべきなのでしょうけれど、Little Womenという原題なのに「若草物語」というかなりの意訳をしたのは誰なのだろうと気になりました。ともあれ、この記事は人物記事なので問題ないと思います。十分詳しく書かれているものと思います。--Tam0031(会話) 2022年6月30日 (木) 14:39 (UTC)
- 小松原宏子「『若草物語』はなぜ『若草物語』なのか:Little Women の邦題を考える」(2021年)というのがありました。--たけとう(会話) 2022年7月1日 (金) 01:38 (UTC)
- 返信 両親の記述はそれほど違和感がないとのこと、気になっていたので安心しました。『若草物語』のタイトルの普及には、吉屋信子が関係しているようですね。この辺りの経緯は資料もあるようですが、まだ日本でのオルコットの受容までたどり着けていないので、そのうち加筆できればと思っています。--呉野(会話) 2022年7月1日 (金) 13:37 (UTC)
- 小松原宏子「『若草物語』はなぜ『若草物語』なのか:Little Women の邦題を考える」(2021年)というのがありました。--たけとう(会話) 2022年7月1日 (金) 01:38 (UTC)
- 賛成 確かに他の人物伝に比べると両親(特に父親)に関する記述が若干多過ぎるようにも思えますが、結局のところ人格面においても生活面においても、良い部分も悪い部分も含めて両親の影響が非常に大きかった人のようなので、この程度の記述でも全く問題はないと思います。私は『若草物語』は読みましたが、オルコットに関しては小伝すら読んだことがなく、今回の記事を読んで初めて知りましたが、何というか、一歩間違えばオウム真理教や人民寺院のようなカルト集団の創始者になかねないような家庭だったのですね(^^; 生涯や人物だけでなく、作家としての評価についても十分な解説が書かれており、作家の人物伝記事として十分な内容になっていると考えます。
- §1.3.3 オーチャード・ハウスに定住(コンコード)
- 「芸術教育、野外活動、体育、自然観察、学校新聞、写真の勉強、音楽、ダンスなどが行われ、コンコードの学校全てを訪問して人気者になった」
- 文章の意味が不明です。「〜などが行われ」とは誰がどこで行ったのでしょうか。
- 返信 出典を再読してみたところ、理解が間違っていた部分があったので、内容を改めました。--呉野(会話) 2022年7月3日 (日) 14:23 (UTC)
- 文章の意味が不明です。「〜などが行われ」とは誰がどこで行ったのでしょうか。
- §2.4.3 父娘関係
- 「また、独特の教育家で強烈に家父長制的人物で、第一の道徳信条として自己否定、自己放棄を掲げており、幼児としては特に異常とは言えないオルコットの性質を恥ずべきものとみなし、長い間彼女を娘の中で最も利己的であると考え、「お姉ちゃんはちゃんとできたけれど、お前はもう少し自分を抑制することを学ぼうね」と注意を繰り返した」
- 主語がない上に文章が長過ぎて意味が誤解を招くようなものになっています。「また、独特の教育家で...自己放棄を掲げており」の部分はブロンソン氏のついてのことでしょうが、うっかりするとこの部分も「オルコットの性質」のように読めます。
- 返信 意味が通るように文章を整理しました。--呉野(会話) 2022年7月3日 (日) 14:23 (UTC)
- 主語がない上に文章が長過ぎて意味が誤解を招くようなものになっています。「また、独特の教育家で...自己放棄を掲げており」の部分はブロンソン氏のついてのことでしょうが、うっかりするとこの部分も「オルコットの性質」のように読めます。
- 「また、ローズマリー・F・フランクリンは、「...(中略)...」と、父娘のいびつな関係性を分析している」
- 出典にアクセスできないので確認できませんが、ここで、鉤括弧の内部の文章はすべてフランクリンの著書からの引用または要約と思われます。その中に丸括弧で示されている注釈「(なお、ブロンソンとオルコットの間に児童虐待や近親相姦があったという証拠はない。)」もフランクリンの文章に含まれているのでしょうか。もしそうでなければ、当然ですがこれはフランクリンの引用文に含めるべきではありません。
- 返信 引用箇所以外に書かれているので、記述する場所を移動しました。出典についてですが、URLに直接飛ぶと、ログインしないと見れないのですが、Google検索で文献のタイトル等で検索し、検索結果から遷移すると、不思議なことに閲覧できるようです。--呉野(会話) 2022年7月3日 (日) 14:23 (UTC)
- 出典にアクセスできないので確認できませんが、ここで、鉤括弧の内部の文章はすべてフランクリンの著書からの引用または要約と思われます。その中に丸括弧で示されている注釈「(なお、ブロンソンとオルコットの間に児童虐待や近親相姦があったという証拠はない。)」もフランクリンの文章に含まれているのでしょうか。もしそうでなければ、当然ですがこれはフランクリンの引用文に含めるべきではありません。
- §4.3 Pauline's Passion and Punishment
- 「賞金100万ドルの短編小説に応募し賞金を勝ち取った作品」
- こんな重大なことが「人生」節にはタイトルも含めて何一つ書かれておらず、ここでもたった一行の解説しかない、とは解せない話です。§1.3.7「 『若草物語』の執筆と成功」節を読むと、『若草物語』の成功による印税収入でようやく家の借金を返済した、ということですが、それ以前にこれだけのまとまった賞金が手に入ったのなら、もうそれだけで借金を完済できそうに思います。それとも100万ドルすら端金に過ぎないほど膨大な借金だったのでしょうか。当作品の小説としての評価は高くないのかもしれませんが、少なくともこの賞金が彼女の生活にどんな影響を与えたのかについての情報は欲しいと思います(通俗的興味ですみませんが)
- 返信 これは100ドルの間違いですね。すみません。100万ドルもらったら人生が変わりますよね。「ポーリーンの激情と罰」は、内容を特に取り上げている資料がなかったので、「各作品」節から除いて、「人生」の「扇情小説家としての活動・ヨーロッパ旅行」の方に移動しました。--呉野(会話) 2022年7月3日 (日) 14:23 (UTC)
- こんな重大なことが「人生」節にはタイトルも含めて何一つ書かれておらず、ここでもたった一行の解説しかない、とは解せない話です。§1.3.7「 『若草物語』の執筆と成功」節を読むと、『若草物語』の成功による印税収入でようやく家の借金を返済した、ということですが、それ以前にこれだけのまとまった賞金が手に入ったのなら、もうそれだけで借金を完済できそうに思います。それとも100万ドルすら端金に過ぎないほど膨大な借金だったのでしょうか。当作品の小説としての評価は高くないのかもしれませんが、少なくともこの賞金が彼女の生活にどんな影響を与えたのかについての情報は欲しいと思います(通俗的興味ですみませんが)
- 脚注
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- 短縮形の出典表記から参考文献節にある詳細な書誌情報へのアンカーリンクが機能しないものがいくつかあります(脚注番号25,44など36箇所)。これは読者として著しく不便なので修正をお願いします。とはいえ、脚注が多くなるとどうしてもこの種の見落としが起こりがちです。これをいちいちクリックしてチェックするのも大変ですから、HarvErrorsというスクリプトを使ってみて下さい。このスクリプトを入れた状態で記事を見ると、問題のある脚注と参考文献にはエラー表示が出るのでチェックが容易になります。私も、脚注を全部クリックして36箇所のエラーを見付けたのではなく、このスクリプトでエラー表示が出たものを数えただけです。
- --Loasa(会話) 2022年7月3日 (日) 10:18 (UTC)
- 細部までみていただきありがとうございます。両親との関係も、いったん文章の整理にとどめようと思います。オルコットの家が異様だったことは、日本でも1958年出版の本で書かれているので、かなり早くから一部で知られてはいたようです。今も広く知られていないのは、『若草物語』のイメージを崩さないようにという思惑があったのかもしれませんね。
- あとは、「各作品」節への「仕事―経験物語」の追加と、邦訳情報の漏れを補ったら、ひと段落になる予定です。--呉野(会話) 2022年7月3日 (日) 14:23 (UTC)
賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031(会話) 2022年7月3日 (日) 14:09 (UTC)