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剣闘士 - ノート 編集

選考終了日時:2012年12月25日 (火) 03:41 (UTC)

  • (自動推薦)2012年11月度の月間強化記事賞受賞記事。--ぱたごん会話2012年12月11日 (火) 03:41 (UTC)[返信]
  •   賛成 歴史、実態から後世の評価まで、主題について必要な論点がうまくまとめられていると思います。図版も豊富で読んでいて楽しい記事でした。ただところどころで読点のない長い文章が出てきたり(「北イタリアのポッレンティアで役人が死去した際に町が追悼闘技会を催さなかったために怒った住民が力づくで葬儀を阻止しようとして兵隊が出動する騒ぎが起こっている」)、句点をうって文章を分けたほうがいいのではないかと思われる文(「剣闘士の学術的な研究は近現代に入ってから行われ、19世紀後半のドイツの歴史学者フリードレンダー(英語版)を先駆者として、20世紀はじめにかけて古典史料を基に剣闘士の歴史や運営が網羅的に論じられ、また円形闘技場やポンペイ遺跡に関する基礎的研究の数々の業績が残され、・・・」)が散見されるのが気になりました。致命的な読みにくさではないと思うので賛成としますが、もう一度全体の文章を見直していただきたいと思います。「作品」の節はもう少し各作品の説明などが欲しいと思いました。--頭痛会話2012年12月12日 (水) 15:23 (UTC)[返信]
  •   質問 1点だけ確認させてください。剣奴について自由身分の剣闘士を除いた、奴隷身分の剣闘士のことを通称しているのでは無いのでしょうか。付与されている出典を見てみましたが良く判りませんでした。--ayasesaya会話2012年12月14日 (金) 13:46 (UTC)[返信]
    剣奴という日本語表記は戦前の文献から使われていたようです。見ての通りの「剣闘士奴隷」の略語でしょう。日本において剣闘士の研究をする人はほとんど全くない状態が続き、日本人研究者による単著は昨年出版された本村氏の概説書が初めて、研究史をまとめて紹介したのも最近の梶田氏の論考が初めてという状態だったようです。おそらく、戦前に「剣奴」という言葉を使い始めた人たちは剣闘士に自由民が少なからず含まれていたという知識・認識がなかったか、仮にあってもこだわらず使用していたと考えます。よって、文献等に「剣奴」という言葉が現れた場合は奴隷と自由民の剣闘士の区別はなされていないと考えるべきかと思います。--野島崎沖会話2012年12月14日 (金) 23:48 (UTC)[返信]
    思い出したので付記しますと、本村氏の著書によると自由民が剣闘士になる場合は自由を放棄する法的手続きがあったようで、古代ローマにおいては自由民が自由を放棄するのは簡単なことではなかったとの記述がありました。よって剣闘士全体が奴隷身分であったと解釈でき、奴隷出身者と自由民出身者をひっくるめて「剣奴」と表記することはそう間違いでもないかもしれません。--野島崎沖会話2012年12月15日 (土) 00:01 (UTC)[返信]
  賛成  ご教示ありがとうございました。現代では明確に区別されているのかと思いましたが、そういうわけでもなさそうですね。勉強になりました。内容・構成的に大きな問題は無く、闘技会や剣闘士の種類など、読者を惹き付ける要素がふんだんにあるのは素晴らしいと思います。良質な記事への選出に賛成します。--ayasesaya会話2012年12月15日 (土) 01:29 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2012年12月17日 (月) 16:12 (UTC)[返信]