Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/日豪砂糖交渉 20140612

選考終了日時:2014年6月26日 (木) 03:24 (UTC)

  • (推薦)拙著で恥ずかしながら選考をお願いしたい。自分では起承転結を必要かつ過剰にならずに適度に書いたつもりになっております。しかし、自分一人だけで書いておりますので独りよがりになっているのかもしれません。推薦することでお目にかけてご指摘をいただけますとありがたい。もちろん選考を通してくださると尚のことうれしい--目黒の隠居会話2014年6月12日 (木) 03:24 (UTC)[返信]
  •   賛成 国際問題として、しっかり書かれた内容になっているものと思います。「参考文献」節、各項目の間に空行を入れているために、リストが分断されてしまっているので、空行は削った方がよいと思います。日本とオーストラリアの間の交渉なのに、日本側の資料だけを使って書いているところが大きな弱点なので、今後加筆する機会があれば、オーストラリア側の文献も探してほしいです。ウェブ上で少し調べた限りでは、AUSTRALIA/JAPAN SUGAR AGREEMENT, 18 OCTOBER 1977BEEF, SUGAR TALKS - 23 SEPTEMBER 1977のようにオーストラリア首相府の公文書とかが出てくるようです。これらの文書ではあまり新しい事実関係が載っていないのですけど、オーストラリア側の新聞などを調べて、オーストラリア側でどのように受け止められていたのかを書ければよりよくなると思います。--Tam0031会話2014年6月19日 (木) 16:09 (UTC)[返信]
これはありがとう。「参考文献」節の空行については削りました。オーストラリア側の文献・・もっともですね。記事内容からも推察していただけるとは思いますが、日本側資料とオーストラリア側資料で全く違うということはないと思います。日本側文献でもかなり日本側に厳しい意見ですからね。ただ、私の英語力では・・・でも、探してみます。少し時間を下さるとありがたい。--目黒の隠居会話2014年6月20日 (金) 11:41 (UTC)[返信]
  •   条件付賛成 私は良質な記事の選考に参加するのは(自筆の記事を除いて)初めてになりますが、目黒の隠居さんの真摯な姿勢に応えたいと思い、こうして参加させて頂くことにしました。まず、オイルショックを体験した世代として、とても面白く読ませて頂きました。量的に少々足りないかなという印象がありますが(後述)、この交渉紛争に至るまでの経緯から顛末までよくまとまっていて読みやすいと思います。なお、私は出典には当たっておりませんが、記述内容が出典に即しているという前提で話を進めます。
  • (1) 以下のような表現はもう少し中立的ないし具体的な表現に言い換えられませんか?これらが改善されれば「賛成」とする所存です。一応、代替案も示しますが、その中から選択しなければならないというわけではなく、目黒の隠居さんが伝えようとなさっているニュアンスに合わせて適宜別の表現を使っていただいて結構です。
  • (2) この事態に耐える体力は無かった / 体力のない会社 → 「体力」を「資金力」「経済力」「経済的耐久力」「財政」「蓄え」などに。
  • (3) 国際砂糖市場の値動きをもろにかぶる形となっていった → 「をもろにかぶる形となっていった」を「の影響を直接受けた」などに。
  • (4) オイルショックの影響は当然、日本だけの話ではなく世界中で物価は上がっていった → 「当然」は百科事典では極力避けるべき表現です。「オイルショックの影響で世界中の物価が高騰していった」で十分ではありませんか?
  • (5) 念押しされる始末だったにもかかわらず → 「される始末だった」も百科事典的ではありません。「念を押されたにも関わらず」でいかがでしょうか?
  • (6) 心底から悔いることになる / 蹴っ飛ばした → これらは小説やドラマのあらすじでは使えそうですが、経済関連の記事では劇的な表現を避け、事実を淡々と述べるだけにすべきだと考えます。代替案はまだ思いついてませんので、まずは指摘のみさせていただきます。
  • (7) 「弱含み」「強含み」は専門家にとっては初歩的な用語なのかもしれませんが、一般にはあまり馴染みがない言い回しではないでしょうか?注釈で簡単に説明して頂けると、専門知識がない一般読者にとって親切だろうと思います。もし、これらの表現をすでに解説しているウィキペディア記事がありましたら、リンクを貼るのみで構いません。
  • 以下、私が「量的に少々足りないかな」「もう少し知りたい」と思った部分ですが、今回の私の票には影響しません。あくまでも、今後の参考にして下さい。
  • (8) 新光砂糖工業は倒産 → 資金繰りの具体的な推移に興味があります。33社のうちの1社の内情だけでもわかれば、全体像を把握する手助けになるのではないかと思います。もちろん、あまり長いと本題から外れてしまうので、簡単に。
  • (9) 当時の日本製糖業界各社は構造不況で苦しく / 大きな再編 → 「構造不況」「大きな再編」はそれぞれ単独記事ができるほどの内容がありそうですが、本件に直結する部分だけでも簡単に書き加えられないでしょうか?
  • (10) 東京湾で立ち往生している豪州産原糖運搬船は16隻 → これによってオーストラリアは推定いくらの損害を被ったのか、運搬船が足りないために日本以外への輸出(または別商品の輸出)にも悪影響が出たのではないか、停留期間中は船員たちもずっと船上にいたのか?
  • (11) オーストラリアの世論はどうだったのか?
以上、ご検討下さい。 --Nandaro会話2014年6月20日 (金) 16:39 (UTC)[返信]
これは丁寧にご指導くださり、ありがとう。わかりやすくするために、ご指導項目に勝手ですが番号を付けさせていただきました。(1)から(7)までは見直してみました。(8)と(9)は本を図書館に返してしまったので、再度借りてきます。少々お待ちください。(10)は船員のことは注釈で書き加えました。オーストラリアは推定いくらの損害を被ったのかについては、これも資料にあたる時間をください。(11)については日豪首脳会談でもオーストラリア首相が「妥協の余地は無い」と言った言葉に象徴されると思います。(8)と(9)と同じく図書館に行くまで少しお待ちくださると有難い。以上、とりあえずすぐに直せるところだけ書き直してみました。--目黒の隠居会話2014年6月21日 (土) 06:33 (UTC)[返信]
(8)と(9)についてもごく簡単にですが書き加えてみました。--目黒の隠居会話2014年6月22日 (日) 11:15 (UTC)[返信]
  賛成 早速のご対応に感謝致します。2箇所あった「体力」のうち1つだけが直されてましたが、もう1つは単なる見落としだと判断し、勝手に直しておきました。また、製糖業界に詳しいはずの藤山覚一郎のコメントは「想像」よりは「分析」と言えそうですが、間を取って「推測」としておきました。このあたり、出典のニュアンスとの兼ね合いで、必要なら更に調整して下さるとありがたいです。私が条件として出した項目プラスαの修正・改善をしていただいたことにより、確実に記事のレベルが上がったと判断します。注釈の5と7は本文に組み入れた方が良さそうですが、記事全体が「良質」かどうかを左右するほどの違いではありませんので、現時点の版で賛成とします。お疲れさまでした。あらためまして、興味深い記事を立項していただき、ありがとうございました。 --Nandaro会話2014年6月23日 (月) 04:05 (UTC)[返信]
  •   条件付賛成 60万トンの契約で困ってしまったのですが、そのころの日本全体の砂糖消費量はどれくらいだったのでしょう?それは必要な数字だと思います。私も「構造不況」「大きな再編」のところはかいつまんで書いてくださるとさらに良いと思いました。それ以外の点は交渉に至った経緯や結果がとてもわかりやすいです。オーストラリア側の文献があればさらによかったけれども、内容を見ても中立的な観点で見ていると思います日本全体の砂糖消費量はどれくらいだったのか書いてくださればGAとしていい記事だと思います。--朝姫会話2014年6月22日 (日) 05:28 (UTC)[返信]
  •   賛成 直してくれてありがとうございます。賛成に変えます。とても経緯がわかりやすい記事だと思います。--朝姫会話2014年6月23日 (月) 02:53 (UTC)[返信]
これは良いアドバイスありがとう。たしかに全体の数字は必要ですね。ご指摘いただいた点は書き加えてみました。--目黒の隠居会話2014年6月22日 (日) 11:13 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--ぱたごん会話2014年6月25日 (水) 09:47 (UTC)[返信]