フォームローラー(Foam Roller)は、理学療法士アスリートが用いる器具。自己筋膜リリース英語版(SMR:Self Myofascial Release)を行うフォームローリングに使用される。

足のフォームローリング
フォームローラー

様々な部位に用いることが可能であるが、用法としてはフォームローラー上に身体部位を置き、発痛点(トリガーポイント)か過敏点(圧痛点、テンダーポイント)を見つけ、30秒から60秒かけて圧力を加えるものである[1][2][3]

サイズは標準的なもので直径15cm・長さ30cmであるが様々なサイズが存在し、長さ90cmに達する背面の筋肉に用いることができるものも存在する [4]。密度も様々であり、しばしば商品の色で識別されるフォームローリングを新たに始める場合や、凝り固まった部位や痛みの強い部位に適用する場合には、柔らかいフォームローラーが適する。

類似した器具 編集

ストレッチポール
日本市場で開発された商品。長さが97cmあり、一般的なフォームローラーと異なり縦に仰向けに寝て使用可能となっている[5]

脚注 編集

  1. ^ 使用法の例:The Foam Rolling Guide” (PDF). 2015年1月31日閲覧。
  2. ^ 使用法の例:Thera-Band® フォームローラーとThera-Band® ラップ” (PDF). ハイジェニック英語版. 2015年1月31日閲覧。
  3. ^ Michael Boyle (2006-12). “Foam Rolling”. Training and Conditioning Magazine. http://www.strengthcoach.com/public/1303.cfm 2015年1月31日閲覧。. 
  4. ^ Size Of Best Foam Roller”. Stetsports.com (2016年1月12日). 2016年3月13日閲覧。
  5. ^ coreconfan.com (2014-07). “体幹トレーニングの日米差の1つ。ストレッチポールとフォームローラーの違いについて。”. coreconfan.com. http://coreconfan.com/toshirepo/1924 2015年2月2日閲覧。.