須原 一秀(すはら かずひで、1940年昭和15年) - 2006年平成18年)4月)は、日本の哲学者社会思想研究家。元立命館大学非常勤講師。元龍谷大学非常勤講師。論理学科学哲学専攻、大阪市立大学文学部哲学科博士課程退学。大阪府出身[1]

人物

編集

現代を肯定的に捉え、哲学的思索に裏打ちされた社会思想研究を行う哲学者であったが[要出典]、本人の遺著『自死という生き方』によれば「一つの哲学的プロジェクトとして」[2]2006年4月、自宅近くの神社にて自殺した(65歳没)。

著書

編集
  • 『超越錯覚:ひとはなぜ斜にかまえるか』新評論 1992年
  • 『高学歴男性におくる 弱腰矯正読本:男の解放と変性意識』(新評論 2000年)
  • 『〈現代の全体〉をとらえる一番大きくて簡単な枠組:体は自覚なき肯定主義の時代に突入した』新評論 2005年
  • 『自死という生き方:覚悟して逝った哲学者』(双葉社 2008年)ISBN 978-4-575-29998-4(遺稿集)

翻訳

  • アレックス・C.マイクロス『虚偽論入門』昭和堂 1983年

脚注

編集

出典

編集
  1. ^ 須原一秀『超越錯覚』 新評論、1992年、著者紹介。
  2. ^ 遺著『自死という生き方』より

関連項目

編集