山下聖美
ソコロワ 山下 聖美(ソコロワ やました きよみ、1972年8月 - )は、日本近代文学研究者、日本大学教授。
日本女子大学英文科卒業、2001年日本大学大学院芸術学研究科博士課程修了、「宮沢賢治研究史 日本における宮沢賢治の受容に関する考察」により芸術学博士。2000年日大副手、2002年助手、2007年芸術学部文芸学科専任講師。2011年芸術学部文芸学科准教授。2015年芸術学部文芸学科教授。
従来の宮沢賢治研究205冊を読破した成果が博士論文で、賢治研究をメタレベルで捉え精力的な執筆活動をしている。群ようこ論、林芙美子論もある。 また現在、学内サークル「日芸マスコミ研究会」の顧問を務めている。 文學界「新人小説月評」を2008年下期に担当した。
著書
編集- 宮沢賢治を読む D文学研究会・星雲社 1998年
- 検証・宮沢賢治論 D文学研究会・星雲社 1999年
- ケンジ童話とその周辺 D文学研究会・星雲社 2000年
- 宮沢賢治・「風の又三郎」論 D文学研究会 2002年(D新書)
- 検証・宮沢賢治の詩 1 春と修羅 鳥影社 2002年
- 宮沢賢治・『ポラーノの広場』論 D文学研究会 2003年(D新書)
- 検証・宮沢賢治の詩 2「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」 鳥影社 2004年
- ニチゲー力 日大芸術学部とは何か 三修社 2006年
- 一〇〇年の坊っちゃん D文学研究会・星雲社 2007年
- 賢治文学「呪い」の構造 三修社 2007年
- 宮沢賢治のちから 新書で入門 新潮新書 2008年
- 女脳文学特講 三省堂 2011
- わたしの宮沢賢治第2巻 豊饒の人 ソレイユ出版 2018年