平常晴
平安時代中期の武士。房総平氏当主、上総氏2代。上総権介。子に戸気長実。孫に長南重常、長南常家、木内常範、潤野盛常
平 常晴(たいら の つねはる)は、平安時代中期の武士。上総氏2代当主。平常長の子。兄弟に千葉氏の祖常兼。子に戸気長実、佐賀常澄。常時、常明とも。
時代 | 平安時代中期 |
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別名 | 常時、常明、相馬五郎 |
官位 | 上総権介 |
氏族 | 房総平氏、上総氏 |
父母 | 父:平常長 |
兄弟 |
佐賀常家、千葉常兼、鴨根常房、 原頼常、常晴、村澤常義、 安西常遠、大須賀常継、次浦常盛、 埴生常門 |
子 |
戸気長実、佐賀常澄 養子:千葉常重 |
略歴
編集房総平氏代々の土地である下総国相馬郡にて相馬五郎と称する。長兄・常家が男子を儲けることなく没したため、養子と言う形で上総氏の家督、即ち上総権介の地位を継承する。上総氏は常晴を初代当主とすることが多い。
常晴は実子の常澄と折り合いが悪かったのか、兄・常兼の三子である千葉常重を養子として大治5年(1130年)6月に家督を譲った。これが後に、房総平氏間の抗争の遠因となる。
系譜
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