武市 英雄(たけいち ひでお、1937年6月4日[1] - )は日本の新聞学者上智大学名誉教授。専門はジャーナリズムマスコミュニケーションマスメディア

経歴

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東京都出身。1960年に上智大学文学部卒業後、読売新聞記者となる。1967~1968年にフルブライト留学生としてミネソタ大学大学院ジャーナリズム専攻へ留学する。1970年に記者を退職し、上智大学文学部新聞学科専任講師へ転身した。上智大学教授に就任後は、1997年に文学研究科委員長、2000年に同大学社会正義研究所長となり、2001年に名誉教授を授与される。その後、大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科教授となる。

この間、1991年に日本時事英語学会会長、1999年に日本マス・コミュニケーション学会会長を務める。また、アテネオ・デ・マニラ大学客員教授、ミズーリ大学、ミネソタ大学、アイオワ大学で客員研究員を歴任する。

著書

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単著

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共著

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  • 『激動する大学と社会』(南窓社、1973年)
  • 『愛のコミュニケーション』(女子パウロ会、1975年)
  • 『「ゼミナール」日本のマス・メディア』(日本評論社、1998年/第2版、2004年)
  • 『グローバル社会とメディア』(ミネルヴァ書房、2003年)
  • 『広報・広告・プロパガンダ』(ミネルヴァ書房、2003年)
  • 『メディア研究とジャーナリズム21世紀の課題』(ミネルヴァ書房、2009年)
  • 『マス・コミュニケーション概論 新版』(学陽書房、2009年)

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.326