葛飾北雅
江戸時代後期、19世紀初の浮世絵師。北斎の門人
来歴
編集富川房信及び葛飾北斎の門人。本姓は山寺、名は妙之助、後に信之。葛飾の画姓を称し、江戸の牛込田窪に住む。初めは富川房信について絵を学び、二代富川吟雪と称したという。作画期は文化から天保にかけてで、刊行年は不明であるが狂歌本2種の挿絵や肉筆画などを残している。文政7年(1824年)からは花菱斎と号した。
作品
編集参考文献
編集- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年
- 小林忠編 『肉筆浮世絵大観(7) 萬野美術館』 講談社、1996年
- アン・ニシムラ・モース、辻惟雄編 『ボストン美術館日本美術調査図録 第2次調査』(全2冊) 講談社、2003年