アンフィサ・レスツォワ

アンフィサ・レスツォワ(Anfisa Anatolyevna Reztsova、ロシア語: Анфи́са Анато́льевна Резцо́ва1964年12月16日 - 2023年10月19日[1])は、ソビエト連邦ヴラジーミル州Jakimez出身の元クロスカントリースキー選手かつ元バイアスロン選手。両種目ともにオリンピックで金メダルを獲得している。

獲得メダル

アンフィサ・レスツォワ
ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦/EUNの旗 EUN/ロシアの旗 ロシア
女子クロスカントリースキー
オリンピック
1988 カルガリー 4×5kmリレー
1988 カルガリー 20km
ノルディックスキー世界選手権
1985 Seefeld 4×5kmリレー
1987 Oberstdorf 4×5kmリレー
1999 Ramsau 4×5kmリレー
1987 Oberstdorf 5km
1987 Oberstdorf 20km
女子バイアスロン
オリンピック
1992 アルベールビル 7.5kmスプリント
1994 リレハンメル 4×7.5kmリレー
1992 アルベールビル 3×7.5kmリレー
バイアスロン世界選手権
1992 Novosibirsk 4×7.5kmリレー

プロフィール 編集

1984-1985シーズンにクロスカントリースキー・ワールドカップデビュー。1985年ノルディックスキー世界選手権では20km5位入賞、リレーでは金メダルを獲得した。

1987年ノルディックスキー世界選手権では10km4位、5kmと20kmで銀メダル、リレーで2大会連続の金メダルと大活躍。1988年のカルガリーオリンピックでは20kmで銀メダル、団体戦では金メダルを獲得した。また1986-1987シーズンのワールドカップ総合2位となった。1989年からバイアスロン競技に転向、1992年アルベールビルオリンピックでは個人スプリント7.5kmで金メダル、リレーで銅メダルを獲得した。また、同年のバイアスロン世界選手権リレーで銀メダルを獲得、バイアスロン・ワールドカップ総合で1991-1992シーズンと1992-1993シーズンに2連覇した。1994年リレハンメルオリンピックリレーでも金メダルを獲得。

1998-1999シーズンにクロスカントリースキーに復帰、1999年ノルディックスキー世界選手権ではリレーで金メダルを獲得、1987年以来12年ぶりのメダル獲得となった。

1999年に現役引退、その後ロシアの雑誌 "Ski sport"のインタビューで1998-1999シーズンにドーピングを行っていたことを明らかにした[2]

2023年10月19日に死去。59歳没[1]

脚注 編集

  1. ^ a b Елена Чистова (2023年10月20日). “Скончалась олимпийская чемпионка по биатлону и лыжным гонкам Анфиса Резцова”. www.championat.com. 2023年10月20日閲覧。
  2. ^ [1](ロシア語)

外部リンク 編集