佐野利勝
佐野 利勝(さの としかつ、1918年 - 2006年[1])は、ドイツ文学者。京都大学・滋賀医科大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1918年??月??日 日本大阪府 |
死没 | 2006年1月1日 (88歳没) |
出身校 | 京都大学 |
学問 | |
研究分野 | 文学(ドイツ文学)・哲学 |
研究機関 | 京都大学・滋賀医科大学 |
経歴
編集1918年、大阪府に生れる。1941年、京都帝国大学経済学部を卒業。同大学文学部独文科に進んで1946年に卒業。 卒業後は、母校の京都大学教養部教授。1982年に定年退官し、名誉教授となる。その後は滋賀医科大学教授として教鞭をとった。
翻訳
編集- オルテガ『大衆の叛逆』 筑摩書房 1953
- マックス・ピカート『われわれ自身のうちなるヒットラー』 筑摩書房 1955
- エトヴィン・フィッシャー『音楽を愛する友へ』 新潮社〈一時間文庫〉1955、単行版1958 / 新潮文庫 1977
- 増訂版『音楽観想』 みすず書房〈みすずライブラリー〉1999
- マックス・ピカート『ゆるぎなき結婚』 みすず書房 1957
- エドヴィン・フィッシャー『ベートーヴェンのピアノソナタ』 木村敏共訳、みすず書房 1958、新版1978
- マックス・ピカート『人間とその顔』 みすず書房 1959
- マックス・ピカート『騒音とアトム化の世界』 創文社 1959 / みすず書房 1971、新版1983
- アルブレヒト・ゲース『不安の夜』 岩橋保共訳、みすず書房 1960
- ヴィクトール・フランクル『識られざる神』 木村敏共訳、みすず書房 「著作集7」1962 / 同「セレクション3」 2002、新版2016
- マックス・ピカート『神よりの逃走』 坂田徳男・森口美都男共訳、みすず書房 1963
- マックス・ピカート『沈黙の世界』 みすず書房 1964、新版2021ほか
- テーオドール・ボヴェー『人生の道しるべ』 麦倉達生共訳、ヨルダン社「著作集 1」1973
- ゴットフリート・ケラー『マルティン・ザランダー』 麦倉達生共訳、松籟社「作品集 4」 1992
脚注
編集- ^ 「沈黙の世界 新版」 みすず書房、2014年、訳者略歴より