辻麻希
日本のスピードスケート選手 (1985-)
辻 麻希(つじ まき、女性、1985年4月27日 - )は、日本のスピードスケート選手である[1]。開西病院所属。
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世界距離別スピードスケート選手権大会にて(2013年、ソチ)。 | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
所属 | 開西病院 | |||
誕生日 | 1985年4月27日(39歳) | |||
出身地 | 北海道帯広市 | |||
身長 | 162cm | |||
体重 | 58kg | |||
自己ベスト |
500m - 37秒70 1000m - 1分15秒38 | |||
最終学歴 | 白樺学園高等学校 | |||
成績 | ||||
オリンピック決勝 | 500m - 9位(2014年 ソチオリンピック) | |||
最高世界ランク | 8位(ワールドカップ・ランキング 2011/12シーズン) |
来歴
編集北海道帯広市出身[2]。6歳でスピードスケートを始め、中学3年次に出場した全国中学校スケート大会において、500mと1000mの二種目で優勝した[3]。全日本ジュニアスピードスケート選手権大会において2位となり、世界ジュニアスピードスケート選手権大会の代表に選出された[3]。白樺学園高等学校時代には全国高等学校スケート選手権大会スピード競技の1000mで三連覇を果たす[3][4]。同校卒業後にISUワールドカップ日本代表に選出される[3]。
2010年からISUワールドカップ・ディビジョンAに定着して競技を続け[5]、2013年のソチオリンピック代表選考会において500mで2位、1000mで3位となりオリンピック出場を決めたが[6]、2014年2月の同オリンピック500mでは9位となり入賞を逸した。
2014年10月の全日本スピードスケート距離別選手権大会500mにおいて、小平奈緒の6連覇を阻み初制覇した[7][8]。
戦績
編集- 2010年
- 全日本スプリントスピードスケート選手権大会 3位
- アジア競技大会 500m 4位
- ISUワールドカップ帯広大会 1000m 3位
- 2011年
- 世界スプリントスピードスケート選手権大会 10位
- 世界距離別スピードスケート選手権大会 500m 10位
- 全日本スプリントスピードスケート選手権大会 2位
- ISUワールドカップ(大会名不明)500m 準優勝
- 2012年
- 世界距離別スピードスケート選手権大会 500m 10位
- 全日本スプリントスピードスケート選手権大会 3位
- 2013年
- 世界距離別スピードスケート選手権大会 500m 11位
- 全日本スピードスケート距離別選手権大会 500m 3位
- ソチオリンピックスピードスケート日本代表選手選考競技会 500m 2位、1000m 3位
- 2014年
- 世界スプリントスピードスケート選手権大会 10位
- ソチオリンピック 500m 9位、1000m 27位
- 全日本スピードスケート距離別選手権大会 500m 優勝、1000m 2位
(出典:[9])
自己ベスト
編集距離 | タイム | 年月日 | 開催都市 |
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500m | 37秒70 | 2013/11/15 | ソルトレイクシティ |
1000m | 1分15秒38 | 2012/1/21 | ソルトレイクシティ |
(出典:[9])
脚注
編集- ^ 日本オリンピック委員会. “プロフィール-辻 麻希”. 2014年10月26日閲覧。
- ^ 岐阜新聞web. “スケート期待の県勢(6) スピード成年女子・辻 麻希(十六銀行)”. 2014年10月26日閲覧。
- ^ a b c d アスリート・ジャーナル. “スピードスケート - 辻麻希”. 2014年10月26日閲覧。
- ^ “全国高等学校スケート・アイスホッケー競技選手権大会 スピードスケート競技女子歴代記録”. 2014年10月27日閲覧。
- ^ アスリート・ジャーナル. “23年間抱き続けた五輪の舞台へ”. 2014年10月26日閲覧。
- ^ アスリート・ジャポン. “【辻麻希】ソチオリンピック スピードスケート代表決定!!”. 2014年10月27日閲覧。
- ^ 朝日新聞 2014年10月26日朝刊13版 25面
- ^ 十勝毎日新聞. “辻、及川500V 1500は高木菜 全日本スケート【十勝】”. 2014年10月27日閲覧。
- ^ a b 日本スケート連盟. “SKATERS' BIO”. 2014年10月26日閲覧。