中村 徹(なかむら とおる、1955年 - )は、日本商学者、交通論研究者、大阪産業大学経営学部教授[1]。特に、欧州連合 (EU) における共通交通政策を専門的に研究している[1]

経歴 編集

大阪府生まれ。

1978年関西学院大学商学部教養学科を卒業し、同大学院商学研究科に進み、1983年に商学博士課程を単位取得満期退学した[1][2]

その後、大阪産業大学経営学部の教員となった。

2000年に出版した『EU陸上交通政策の制度的展開:道路と鉄道をめぐって』は、2001年に日本交通学会賞(著書の部)を受賞した[3]。また、中村は同書により、2002年に関西学院大学から博士(商学)を取得した[4]

大阪産業大学硬式野球部の部長も務めている[5]

おもな著書 編集

単著 編集

  • EU陸上交通政策の制度的展開:道路と鉄道をめぐって、日本経済評論社、2000年
  • 制度としてのEU共通航空政策の展開、晃洋書房、2012年

脚注 編集

  1. ^ a b c 経営学部商学科 教授 中村 徹”. 大阪産業大学. 2015年1月19日閲覧。
  2. ^ researchmap 中村徹”. 独立行政法人科学技術振興機構知識基盤情報部. 2015年1月19日閲覧。
  3. ^ 日本交通学会賞受賞一覧”. 日本交通学会. 2015年1月19日閲覧。
  4. ^ EU陸上交通政策の制度的展開 : 道路と鉄道をめぐって 中村徹”. 国立国会図書館. 2015年1月19日閲覧。
  5. ^ BASEBALL TEAM”. 大阪産業大学硬式野球部. 2015年1月20日閲覧。