松村比呂美
日本の小説家、推理作家、ホラー作家
誕生 |
1956年8月22日(68歳) 福岡県 |
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職業 |
小説家 推理作家 ホラー作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2003年 - |
ジャンル |
推理小説 ホラー小説 |
公式サイト | 最初の一冊 松村比呂美 |
ウィキポータル 文学 |
経歴・人物
編集福岡県生まれ[2]。1999年、「メッセージ」が第6回九州さが大衆文学賞で佳作に選ばれる[3][4]。2001年、「暖かい殺意」が第40回オール讀物推理小説新人賞で候補作に選ばれる[5]。2002年、「カルシウム」が第41回オール讀物推理小説新人賞で候補作に選ばれる[5]。2003年、「ながもち」が第1回あさよむ携帯文学賞で佳作に選ばれる[6]。携帯サイトにて小説の連載を開始する[7]。2005年、『女たちの殺意』を刊行、書籍デビューを果たす[2]。日本推理作家協会会員[1]。
子どもの頃から物語を作っていたという[8]。最も影響を受けた作家として、新津きよみを挙げている[8]。30代後半から小説の投稿を開始し、コバルト短編小説新人賞で佳作に選ばれたのがきっかけで、小説家になろうと思ったという[9]。山村教室(現・山村正夫記念小説講座)に通い始め、本気でプロの小説家を目指すようになったという[9]。
作品リスト
編集単著
編集- 女たちの殺意(2005年1月 新風舎文庫)
- 幸せのかたち(2006年5月 双葉文庫)
- ふたつの名前(2007年2月 新風舎)
- 恨み忘れじ(2009年12月 角川ホラー文庫)
- 終わらせ人(2011年4月 角川ホラー文庫)
- 鈍色の家(2011年6月 光文社文庫)
- キリコはお金持ちになりたいの(2014年2月 幻冬舎文庫)
- 黒いシャッフル(2018年12月 光文社文庫)
アンソロジー
編集「」内が収録されている松村比呂美の作品
- ショートショートの広場14(2003年2月 講談社文庫)「学歴詐称」
- ショートショートの広場17(2005年12月 講談社文庫)「うそでしょ」
- ふたり。(2006年11月 新風舎文庫)「マニキュア」
- 異形コレクション 憑依(2010年5月 光文社文庫)「溶ける日」
- 怪談実話 FKB 饗宴4(2013年2月 竹書房文庫)「連れてくる人」「お茶をまく」「部屋との相性」
- アンソロジー 捨てる(2015年11月 文藝春秋 / 2018年10月 文春文庫)「蜜腺」
- 毒殺協奏曲(2016年6月 原書房 / 2019年1月 PHP文芸文庫)「ナザル」
- アンソロジー 隠す(2017年2月 文藝春秋 / 2019年11月 文春文庫)「水彩画」
- 迷―まよう― アンソロジー(2017年7月 新潮社 / 2021年12月 実業之日本社文庫)「置き去り」
- 推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ(2017年8月 角川文庫)※エッセイアンソロジー
- 怪を編む ショートショート・アンソロジー(2018年4月 光文社文庫)「霊径」
- アンソロジー 嘘と約束(2019年4月 光文社 / 2023年10月 光文社文庫)「自転車坂」
- アンソロジー 初恋(2019年12月 実業之日本社文庫)「迷子」
- 11の秘密 ラスト・メッセージ(2021年12月 ポプラ社)「青い封筒」
- おいしい旅 初めて編(2022年7月 角川文庫)「糸島の塩」
- ここだけのお金の使いかた(2022年12月 中公文庫)「二千万円の差額」
- おひとりさま日和(2023年9月 双葉文庫)「最上階」
- おいしい旅 しあわせ編(2023年10月 角川文庫)「旅の理由」
- キッチンつれづれ(2024年5月 光文社文庫)「離れ」
- おひとりさま日和 ささやかな転機(2024年9月 双葉文庫)「セッション」
脚注
編集出典
編集- ^ a b 会員名簿 松村比呂美|日本推理作家協会
- ^ a b 松村比呂美 - 山村正夫記念小説講座
- ^ 第11回九州さが大衆文学賞 過去の受賞作品 | 佐賀新聞
- ^ 九州さが大衆文学賞受賞作・候補作一覧1-22回|文学賞の世界
- ^ a b オール讀物推理小説新人賞受賞作・候補作一覧1-46回|文学賞の世界
- ^ 読書の時間 - 松村比呂美
- ^ 恨み忘れじ/松村比呂美/〔著〕 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ a b あさよむPC版 特集 第8号 松村比呂美
- ^ a b 松村比呂美さんの巻 今日の一枚 しばたのブログ
- ^ “最初の一冊~松村比呂美”. 最初の一冊~松村比呂美. 2020年9月16日閲覧。