藤原好風
平安時代前期の貴族・歌人。父はあるいは藤原正野(散位)。母は布施貴子(子に藤原善文(日向守肥後守、妻に遠江介玄善の娘(子に公明、公輔)、子に後生))。従五位下・出羽介、大
藤原 好風(ふじわら の よしかぜ)は、平安時代前期の貴族・歌人。名は良風とも記される。藤原南家、伊勢守・藤原興世の孫。陸奥守・藤原滋実の子。一説では散位・藤原正野の子ともされる。官位は従五位下・出羽介。
時代 | 平安時代前期 |
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生誕 | 不詳 |
死没 | 不詳 |
別名 | 良風 |
官位 | 従五位下、出羽介 |
主君 | 宇多天皇→醍醐天皇 |
氏族 | 藤原南家 |
父母 | 父:藤原滋実または藤原正野、母:布施貴子 |
妻 | 従五位下忠直の娘 |
子 | 清兼、清忠、清茂、清明、清雅 |
経歴
編集敦仁親王が即位(醍醐天皇)した翌年の寛平10年(898年)に左兵衛少尉に任ぜられると、延喜3年(903年)右衛門尉と武官を歴任する。延喜11年(911年)従五位下に叙爵。延長4年(926年)出羽介に任ぜられ、祖父・興世や父・滋実に続いて出羽国に赴任している。
官歴
編集『古今和歌集目録』による。
系譜
編集注記のないものは『尊卑分脈』による。
脚注
編集参考文献
編集- 『尊卑分脈 第二篇』吉川弘文館、1987年