奥田祥子
日本のジャーナリスト (1966-)
奥田 祥子(おくだ しょうこ、1966年9月 - )は、日本のジャーナリスト。近畿大学教授。
おくだ しょうこ 奥田 祥子 | |
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生誕 |
1966年9月 日本 京都府京都市 |
出身校 |
ニューヨーク大学大学院 慶應義塾大学大学院 |
職業 | ジャーナリスト、大学教授 |
略歴
編集京都府京都市出身[1]。ニューヨーク大学文理大学院修士課程修了、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得。
1994年ニューヨーク大学大学院修了後、京都新聞社入社。1998年読売新聞社に転職。読売ウィークリー編集部、文化部などに在籍後、介護離職。2017年4月より近畿大学教授を務める。専門社会調査士。日本文藝家協会会員。専門は労働・福祉政策、ジェンダー論。シニア人材戦力化の課題、介護離職問題、男性の育休取得や女性の管理職登用の課題、労働問題の医療化、SDGs等を研究。20数年にわたり、同じ取材対象者に継続的にインタビューを行う。
著書
編集- 『男はつらいらしい』新潮社〈新潮新書〉、2007年8月。ISBN 978-4-10-610228-8。
- 『男はつらいらしい』講談社〈講談社+α文庫〉、2016年10月。ISBN 978-4-06-281695-3。
- 『男性漂流 男たちは何におびえているか』講談社〈講談社+α新書〉、2015年1月。ISBN 978-4-06-272887-4。
- 『男という名の絶望 病としての夫・父・息子』幻冬舎〈幻冬舎新書〉、2016年3月。ISBN 978-4-344-98413-4。
- 『「女性活躍」に翻弄される人びと』光文社〈光文社新書〉、2018年3月。ISBN 978-4-334-04340-7。
- 『夫婦幻想 子あり、子なし、子の成長後』筑摩書房〈ちくま新書〉、2019年7月。ISBN 978-4-480-07238-2。
- 『社会的うつ うつ病休職者はなぜ増加しているのか』晃洋書房、2020年5月。ISBN 978-4-7710-3358-0。
- 『捨てられる男たち 劣化した「男社会」の裏で起きていること』SBクリエイティブ〈SB新書〉、2021年6月。ISBN 978-4-8156-0772-2。
- 『男が心配』PHP研究所〈PHP新書〉、2022年7月15日。
- 『シン、男がつらいよ右肩下がりの時代の男性受難』朝日新聞出版(朝日新書)、2023年7月
- 『等身大の定年後お金・働き方・生きがい』光文社(光文社新書)、2024年7月。
【新聞】
- 日本経済新聞解説面「経済教室」
シニア層 戦力化の課題 人事制度を現役並みに(2024年1月)
生きづらさを考える「らしさ」の呪縛 解き放て(2022年12月)
- 朝日新聞解説面「私の視点」
介護離職防ぐ職場環境を(2022年12月)
- 毎日新聞オピ二オン面「発言」
「男らしさ」からの解放へ対話を(2021年7月)
【雑誌】
- 『THS21』(PHP研究所)連載「男らしさの呪縛」(2021年5月号~10月号)
- 『日経×women』連載「女性活躍時代をどう歩く?」(2021年4月~6月)
その他『現代ビジネス』『東洋経済オンライン』『週刊エコノミスト』などに寄稿。
【ラジオ等】
- 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
- ABEMA Prime(#アベプラ)
- RKBラジオ「田畑竜介Grooooow Up」
出典
編集- ^ 『男性漂流 男たちは何におびえているか』(講談社、2015年)