トマス・ベイリー・ハウェル

トマス・ベイリー・ハウェル英語: Thomas Bayly Howell FRS FSA1767年9月6日1815年4月13日)は、イギリスの法律家、作家。『ハウェル国事犯裁判集』(Howell's State Trials)の編集で知られる。

生涯

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1767年9月6日、ジョン・ハウェル(John Howell、1802年没)の息子として生まれた[1]。1770年、一家はグロスター近くのプリニッジ・パーク英語版を購入してそこに移住した[1]。1782年1月23日にリンカーン法曹院に入り、1790年に弁護士資格免許を取得した[2]。1784年3月27日にオックスフォード大学クライスト・チャーチに入学したが[3]、卒業しなかった[2]

1804年3月8日、王立協会フェローに選出された[4]。また、ロンドン考古協会フェローにも選出された[2][4]ウィリアム・コベットがハウェルに『国事犯裁判集』の新しい版の編集を依頼すると、ハウェルは承諾し、1809年から1815年まで編集を行い21巻分出版した[2]。1815年4月13日にプリニッジ・パークで死去したが[2]、その後は息子のトマス・ジョーンズ・ハウェル英語版が引き続き編集を行い、1815年から1826年まで12巻出版した[2]

20世紀にはドナルド・セレル・トマス英語版が『国事犯裁判集』の新版を編集、1972年に2巻で出版した[5]

著作

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脚注

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  1. ^ a b "Howell, Thomas Bayly". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/13980 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
  2. ^ a b c d e f Goodwin, Gordon (1891). "Howell, Thomas Bayly" . In Lee, Sidney (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 28. London: Smith, Elder & Co. p. 117.
  3. ^ Foster, Joseph, ed. (1891). Alumni Oxonienses 1715-1886 (英語). Vol. 2. Oxford: University of Oxford. p. 701.
  4. ^ a b "Howell; Thomas Bayly (1768 - 1815)". Record (英語). The Royal Society. 2019年7月2日閲覧
  5. ^ "State Trials". WorldCat (英語). OCLC. 2008年10月26日閲覧