山本 荘一郎(やまもと そういちろう、1877年明治10年)5月19日 - 1940年昭和15年)12月20日)は、日本の政治家。衆議院議員

山本荘一郎

来歴

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長野県小県郡東内村(現上田市)生まれ。小県蚕業学校(長野県上田東高等学校)卒業後、家業の蚕種製造業に従事し、明治33年(1900年)に村収入役となる。同44年(1911年)小県郡会議員となり、大正12年(1923年)村長に推挙され、また同年長野県会議員となり、昭和6年(1931年)に議長を務めた。昭和7年(1932年)第18回衆議院議員総選挙立憲政友会から出馬し、当選した。政友会系の小県政友倶楽部を主宰した。

長野県農会副会長、長野県蚕種同業者組合副組合長などを歴任し、昭和6年(1931年)上田市に本店を置く信濃銀行が経営難に陥ると、頭取に就任し、同行の整理を完了させた。

出典

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  • 『信濃人物誌』 1965年
  • 『長野県歴史人物大事典』郷土出版社、1989年
先代
柳沢憲一
信濃銀行頭取
第4代:1933-1940年
次代
児玉衛一