松崎 章太郎(まつざき しょうたろう、明治5年(1872年)5月[注 1] – 没年不詳)は、東京市麻布区長東京府豊多摩郡落合町長医師

経歴

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岡山県和気郡福河村(現在の備前市)出身[1]1893年(明治26年)、第三高等中学校を卒業し、翌年医術開業免状を得た[1]日清戦争では陸軍三等軍医として従軍した[1]。その後岡山や大阪で開業[1]1903年(明治36年)より内務省衛生局に技手として勤務し、日露戦争では陸軍二等軍医として従軍した[1]。その後、静岡県技師・警察医長、同衛生課長、宮城県技師・衛生課長、愛知県技師・衛生課長などを歴任した[1][2]。退官後、東京市主事・衛生課長に任命され、のち麻布区長に転じた[1]1928年(昭和3年)、落合町長に選ばれた[2]。落合町が東京市に編入された後は淀橋区会議員、同学務委員長、同教育会常任理事を務めた[2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 『東京府市自治大鑑』では5月21日生まれ、『淀橋区政の展望』では5月22日生まれとなっている。

出典

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参考文献

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  • 東京府市政通信社編『東京府市自治大鑑 後巻』東京府市政通信社、1927年。 
  • 内田助五郎『淀橋区勢年鑑 昭和12年版 淀橋区政の展望』秦嶺荘、1937年。