勝曹淓
勝 曹淓(かつ ともみち)は、江戸時代後期の旗本。旗本勝家の当主。勝海舟の曾祖父であり、幕末の大奥御年寄である瀧山や塩谷大四郎正義の妻となった塩谷かねの大叔父にあたる。
時代 | 江戸時代後期 |
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生誕 | 延享2年(1745年) |
死没 | 天明3年7月16日(1783年8月13日) |
改名 | 諱:曹淓 |
別名 | 通称:安五郎 |
幕府 | 江戸幕府旗本 |
氏族 | 物部姓近江勝氏 |
父母 | 父:勝命雅 |
兄弟 | 姉(塩谷奉正妻)、姉(青木長国妻)、姉、曹淓 |
妻 | 加治忠倫(喜太郎)の娘 |
子 | 娘(勝元良の妻)、養子:勝元良 |
生涯
編集父の勝命雅は鉄砲玉薬同心から出世して、宝暦2年(1752年)に御家人から旗本に家格を進めて、材木石奉行となっている。
宝暦12年(1762年)12月7日に徳川家治に初めて御目見する。安永5年(1776年)に大番士となり、父の死を受けて安永6年(1777年)11月8日に家督相続する。しかし天明3年(1783年)に死去する。享年39。
姉は3人おり、長姉は塩谷奉正の妻に、次姉は曹淓の死亡時に大番士であった青木長国の妻となっており、次姉の三男である甚三郎を一人娘の婿養子に迎え、家督を継がせた。
参考文献
編集- 『新訂寛政重修諸家譜 第2』(続群書類従完成会、編集顧問、高柳光寿、岡山泰四、斎木一馬、1964年)
- 寛政重修諸家譜 巻七十五
- 『新訂寛政重修諸家譜 第3』(続群書類従完成会、編集顧問、高柳光寿、岡山泰四、斎木一馬、1964年)
- 寛政重修諸家譜 巻百五十二
- 『新訂寛政重修諸家譜 第22』(続群書類従完成会、編集顧問、高柳光寿、岡山泰四、斎木一馬、1964年)
- 寛政重修諸家譜 巻千五百一